TOP/コラム/SEO対策

検索結果にファビコンが表示されない原因|Google説明の更新と社長の点検(2026年10月末)

webcan read --article

SEO対策公開日

検索結果にファビコンが表示されない原因|Google説明の更新と社長の点検(2026年10月末)

検索結果の社名の横にある小さなマークを虫眼鏡で点検するイメージ

この記事の要点

検索結果で社名の横に出る小さなマーク(ファビコン)について、Googleが2026年10月下旬に説明を更新しました。トップページからマークの画像まで、Googleのロボットが辿れる状態であることが条件です。出ない場合は、担当者の確認で30分〜1時間が目安です。同じ週の共有リンク・Bing・Discoverの動きは、確認の優先度を表にしました。

「うちの会社名で検索したら、他社にはある小さなマークが出ていない」。こうした気づきは、社長ご自身が検索してみて初めて分かることが多いものです。ホームページの中身はきちんと作ってあるのに、検索結果では社名だけが素っ気なく並んでいる。それだけで、信頼感に少し差がつく場合があります。

Googleは2026年10月下旬、このマーク(ファビコン)に関する説明書き(ヘルプの文書)を更新しました。内容は2点です。まず、トップページからマークの画像へ転送(リダイレクト)されている場合、Googleのロボットがその転送を辿れること。次に、関係するURLを巡回禁止にしないことです。

この記事では、専門用語を言い換えながら、次の順で整理します。社長が決めることと、担当者に渡す作業を分けていますので、そのまま社内で共有していただけます。

  • 今週の4つの動きと、確認の優先順位(表)
  • ファビコンとは何か、検索結果のどこに出るのか
  • Googleの説明更新の中身と、出ない原因の切り分け
  • 担当者に渡すチェックリスト、費用と所要時間の目安
  • 共有リンクのページ、Bingの表示テスト、Discoverの不具合(同じ週の関連動向)

なお、この記事の内容は2026年10月30日時点の公開情報にもとづきます。Googleやマイクロソフトの仕様は変わることがあるため、断定できない部分は「テスト段階」「報告されている」などと書き分けています。

最初に確認:今週の4つの動きと社長の優先順位

先に結論となる表を置きます。2026年10月下旬に報じられた4つの動きについて、自社でやること、後でよいことを並べました。

動き 何が起きたか 自社の作業 優先度
Googleのファビコン説明の更新 トップページからマーク画像への転送をGoogleのロボットが辿れること、関係するURLを巡回禁止にしないことが明記された マークが出ているかの確認と、巡回禁止の有無の点検(担当者30分〜1時間) 今月のうちに
共有リンクで見られるページ 共有リンクで見られる限定的なページは、検索に載せない(インデックスブロック)ようGoogleが勧めていると報じられている(Search Engine Land報道) 見積・マイページなどが検索に出ていないかの確認(該当がある会社のみ) 該当があれば今月のうちに
Bingの「続きを読む」表示 説明文の末尾に「続きを読む」のリンクを出すテストが、一部の環境で確認された 特になし 後でよい
Discoverのソース欄 AI要約カードのソースボタンが押せなくなる現象が報告され、Googleは実験の不具合として停止したと伝えられている 特になし 後でよい

ファビコンは、すべての会社に関係します。共有リンクの話は、お客様ごとに見積書や進捗を見せるページがある会社に限られます。BingとDiscoverは、知識として知っておけば十分です。

今月のうちに確認知っておくだけでよい1 ファビコンの届き方所要:担当者30分〜1時間費用の目安:依頼で1〜3万円前後社名の見え方に直結するため先に実施2 共有リンクのページの扱い所要:担当者30分(該当ページがある場合)見積・マイページ等が検索に出ていないか出ていれば制作会社へ相談3 Bingの「続きを読む」テスト一部の環境で確認された段階自社の作業は特にありません説明文の見直しの機会にはなります4 Discoverのクリック不具合Googleは実験の不具合として停止済み自社の作業は不要記事を出す会社だけ頭の片隅に

セクションのまとめ

今月のうちに見るのはファビコンです。共有リンクは「該当ページがある会社だけ」、BingとDiscoverは様子見でかまいません。

ファビコンとは何か:検索結果の「社名の横の小さなマーク」

ファビコンとは、ブラウザのタブや検索結果で、会社名のそばに表示される小さな四角いマークのことです。会社のロゴを小さくしたものを使うのが一般的で、スマートフォンの検索結果でも表示されます。

検索結果での見え方を3つに分けて点検する

検索結果の1件分は、大きく3つの部品でできています。社長が点検するのは、この3つです。専門的な設定は担当者に任せ、見え方だけをご自身の目で確かめていただくのが現実的です。

社山田工務店https://example.jp山田工務店|地元で40年の家づくり(架空の会社の例です)1 ファビコン社名の横の小さなマーク2 タイトルクリックされる一番大きな文字3 説明文何屋かを2行で伝える社長の点検は「1 マークが出ているか 2 社名が分かるか 3 何屋か伝わるか」の3つです。

部品 何のためにあるか 社長の見るポイント
ファビコン(社名の横のマーク) どの会社のページかを一目で伝える 自社のマークが出ているか。他の会社のマークや、初期の地球儀のような絵になっていないか
タイトル クリックされる一番大きな文字 社名と「何屋か」が入っているか。長すぎて途中で切れていないか
説明文 何をしている会社かを2行ほどで伝える 専門用語だけになっていないか。電話番号や所在地など、選ぶ決め手があるか

この3つのうち、今回Googleが説明を更新したのは、1つ目のファビコンです。タイトルや説明文と違い、マークは「ホームページの文章を直せば出る」ものではありません。画像ファイルが正しい場所にあり、Googleのロボットがそこへ辿り着けることが前提になります。

なぜ小さなマークが気にされるのか

マークの有無は、順位を直接左右するものとは限りません。ただ、検索結果が10件並ぶ画面では、マークのある会社のほうが「ちゃんとした会社らしい」と見える場合があります。社長ご自身が社名で検索したとき、最初に目に入るのはこの小さなマークです。

今回の説明更新は、マークが出ないときの切り分けの手がかりになります。

ポイント

ファビコンは、見栄えの問題であると同時に、「Googleのロボットが自社のサイトを正しく巡回できているか」を知る小さなサインでもあります。マークが出ない原因が巡回の設定にある場合は、ほかのページの表示にも影響していないか、あわせて確認する価値があります。

セクションのまとめ

ファビコンは、検索結果で社名の横に出る小さなマークです。順位を決める主役ではありませんが、会社の見え方と、サイトの巡回状況を知る手がかりになります。

Googleの説明更新の中身:何が変わり、何が変わっていないか

2026年10月27日、海外の検索業界メディア Search Engine Roundtable が、Googleのファビコンに関する説明書きの更新を伝えました。ここでは、報じられた内容の範囲で整理します。

更新で明記された点

  • トップページから、マークを指定しているページへ転送されている場合、Googleのロボットはその転送を辿れなければならない
  • 関係するURL(トップページ、転送先、マークの画像)は、巡回を禁止してはならない。禁止の方法はrobots.txt(巡回の許可・禁止を書いた設定ファイル)などを指す

更新前の説明では、マークの画像を取りに行くロボット(画像用)と、トップページを見に行くロボットが、それぞれ巡回できることが求められていました。今回は、その間にある「転送」と「関係するURL全体」が文面に加わった形です。

報じられたところでは、Googleのジョン・ミューラー氏が変更の理由に触れたとされています。旧来の文面では、AIがファビコンの問題を切り分けにくかったという内容です。つまり、新しい決まりができたというより、すでにあった条件を分かりやすく書き直したと受け止めるのが自然です。この点は報道の範囲の理解であり、Googleの内部事情を断定するものではありません。

変わっていないと考えられる点

マークの形や大きさ、置き方の基本的な条件は、今回の報道では変更として触れられていません。Google検索セントラルのファビコンのヘルプには、画像の条件が次のように書かれています。正方形(縦横1:1)であること、8×8px以上が必須であること、48×48pxより大きいサイズが推奨されることです。形式はPNG・ICO・JPEGなどが使えます。トップページの記述でその場所を知らせることも基本です。

また、マークを入れ替えたとき、検索結果に反映されるまでには時間がかかります。Google検索セントラルのヘルプには、巡回に数日から数週間かかることがあると書かれています。直してすぐ変わらなくても、焦って何度もやり直す必要はありません。

「転送」とは何か:社長向けの言い換え

転送(リダイレクト)とは、あるURLにアクセスした人を、自動で別のURLへ案内する仕組みです。たとえば、「http://」で始まるアドレスを「https://」へ、「www」なしを「www」ありへ、といった整理でよく使われます。

ホームページを作り直したときや、サーバーを引っ越したときに、この転送が重なって複雑になっていることがあります。転送そのものは悪いものではありません。ただ、その途中のどこかでGoogleのロボットが止められると、マークが届かなくなる可能性があります。

Googleの巡回ロボットトップページ会社のURL転送先ページwww有無・https等ファビコン画像ファイルどこか1か所でも「巡回お断り」になっていると、マークが届きません・各ページと画像ファイルの置き場所に、robots.txt(巡回の許可証)の禁止がないか・転送(リダイレクト)の途中で、パスワード画面や別の場所へ飛ばされていないか

注意

更新内容は、あくまでGoogleの説明書きの変更です。自社のマークが出ない原因が、この変更に当てはまると決まったわけではありません。次の章の切り分け表で、原因の候補を順に確かめてください。

セクションのまとめ

2026年10月下旬の更新は、トップページから画像までの転送を辿れること、関係するURLを巡回禁止にしないことを明記したものです。新しい条件というより、既存の条件の書き直しと受け止めてよいでしょう。

マークが出ない原因の切り分け:症状から探す表

原因は、画像そのものの問題から、巡回の設定、反映待ちまで複数あります。症状から近い行を探し、「誰がやるか」の列で担当を決めてください。

症状 考えられる原因 確かめる人 手間の目安
自社のマークがまったく出ない 画像が置かれていない、または場所の記述がトップページにない 制作会社または担当者 担当者なら30分前後
以前は出ていたが、最近消えた サイトの引っ越し・作り直しで、転送や画像の場所が変わった 制作会社 1時間前後。履歴の確認が必要
ブラウザのタブには出るが、検索結果には出ない 反映待ち、または巡回禁止の設定が画像側にある 担当者(robots.txtの確認) 30分前後+数日〜数週間の待ち
他社のマークや初期の絵が出る サーバー会社やサービスの初期画像が残っている 制作会社 30分前後
www有無やhttpの違いで見え方が違う 転送が複数に分かれ、途中で止まっている 制作会社 1〜2時間

一番上の行から順に確かめていくと、多くの場合は短時間で切り分けられます。ただし、サーバーの設定や転送の確認は、操作を誤ると表示そのものに影響する場合があります。自信がなければ、無理に触らず制作会社に依頼するのが安全です。

社長が自分の目でできる3つの確認

  1. スマートフォンとパソコンの両方で、自社の会社名を検索し、マークの有無を見る
  2. 自社のホームページを開いたとき、ブラウザのタブにマークが出ているかを見る
  3. 「http://」「www」なしなど、アドレスを少し変えて開き、いつもの画面に案内されるかを見る

この3つで、「画像そのものが無いのか」「検索結果だけ出ないのか」「転送が怪しいのか」の見当がつきます。ここまでを社長がやり、結果を担当者に伝えるだけで、作業の依頼はぐっと具体的になります。

セクションのまとめ

症状から原因の候補を絞り、社長は目視の3確認まで、設定の確認は担当者か制作会社へ、と分けると無理がありません。

担当者に渡すチェックリスト:ファビコンの点検

ここからは、そのまま担当者や制作会社に渡していただける内容です。専門的な言葉が多くなりますが、社長が読み込む必要はありません。「この章を渡して、結果だけ教えてください」と伝えれば十分です。

番号 確認項目 合格の目安 結果の記録
1 トップページの記述に、マーク画像の場所が書かれているか 1か所以上、画像のURLが指定されている 指定されたURLを控える
2 そのURLをブラウザで直接開くと、画像が表示されるか マークの画像が表示される。エラー画面でない 表示された/されない
3 トップページから画像まで、転送が何回あるか 少ないほどよい。パスワード画面やログイン画面に飛ばされない 転送の回数と経路
4 robots.txtで、トップページ・転送先・画像の置き場所が禁止されていないか 関係するURLに禁止の記述がない 記述の有無
5 画像は正方形で、極端に小さくないか 正方形(縦横1:1)、8×8px以上(必須)、48×48pxより大きいサイズが推奨。形式はPNG・ICO・JPEGなど 画像の大きさ
6 Search Consoleで、トップページのURL検査が通るか 巡回・登録の状態に異常がない 検査結果の画面を保存

Search Console(Googleが無料で提供する、検索での見え方を確認する管理画面)の使い方は、サーチコンソールの使い方の記事にまとめています。担当者が初めて触る場合は、先にこちらを読んでもらうと進めやすくなります。

担当者への一言

画像の修正や入れ替えを行った場合、反映には数日から数週間かかることがあります。結果が出るまでの間は、同じ作業を繰り返さず、日付を記録して2週間後にもう一度検索結果を確認する、という進め方が現実的です。

チェックで問題が見つかった場合の動き方

  • 画像が無い・場所の指定がない:制作会社に、トップページの記述の追加を依頼する
  • 転送が長い・途中で止まる:制作会社に、転送の整理を依頼する(ほかのページの転送も関係するため、自社で触らない)
  • robots.txtに禁止の記述がある:理由を確認してから、制作会社が修正する(理由なく消すと、別のページが検索に出る可能性がある)

セクションのまとめ

チェックリストは6項目です。担当者の確認は30分〜1時間、見つかった問題の修正は制作会社に依頼する、という分担が安全です。

自社でやるか任せるか:費用と手間の目安

費用は、依頼先や契約形態によって大きく変わります。以下はあくまで一般的な目安で、実際の金額は見積もりで確認してください。

進め方 費用の目安 手間・期間の目安 向いている会社
担当者が確認だけ行う 0円(社内の人件費のみ) 30分〜1時間 サイトの更新を社内で行っている会社
制作会社に確認と修正を依頼 1万円〜3万円前後が一つの目安です(依頼先・契約で変わります)。保守契約の範囲内なら追加なしの場合もあります 見積もりから1週間前後 サイトを制作会社に任せている会社
転送の整理を含む大きな修正 数万円〜10万円前後になることがある 1〜3週間 サイトの作り直しや引っ越しをした直後の会社

今やるか、後でよいかの判断

状況 判断 理由
マークが出ていて、見え方に問題がない 後でよい 急ぐ作業はありません。次のサイト更新の機会に点検すれば足ります
マークが出ていない、または他社のマークが出ている 今月のうちに 社名検索での第一印象に関わるため
最近サイトを作り直した、サーバーを引っ越した 今月のうちに 転送や画像の場所が変わっている可能性が高いため
サイトを持っているが、誰も管理していない まず管理者を決める 担当者が決まらないと、点検も修正も止まるため

費用の大小よりも、「誰が点検し、誰が直すのか」が決まっていないことのほうが、現場では問題になりがちです。サイトの管理者がはっきりしない場合は、先にその整理から始めてください。

会社名で検索したときにホームページそのものが出てこない場合は、マークとは別の原因があります。その場合は会社名で検索してもホームページが出てこない原因を先にご覧ください。

セクションのまとめ

費用は自社確認なら0円、制作会社に依頼する場合は1万円〜3万円前後が一つの目安です(依頼先・契約で変わります)。最優先は管理者を決めることです。

同じ週の関連動向1:共有リンクで見られるページの扱い

2026年10月下旬、共有リンクを知っている人だけが見られるページは、検索のインデックス(検索結果に載せる登録)に入れないようGoogleが勧めていると報じられています(検索業界メディア Search Engine Land の報道)。

ここでは「共有リンクで閲覧できるページは、検索に載せないようにするのが望ましい」という大枠にとどめ、細かい設定方法には踏み込みません。

地方の中小企業で該当しやすいページ

  • お客様ごとに送る見積書・提案書の閲覧ページ
  • 予約確認や、取引先向けの進捗確認のページ
  • マイページや会員ページ
  • 資料を共有するためのリンク先

これらが検索結果に出ていると、見積金額や取引先名などが、意図せず外から見られてしまうおそれがあります。出ているかどうかは、「site:自社のドメイン 見積」のように、検索窓に入れて確かめられます。

検索に出したくないページの整理の考え方は、検索に出さなくていいページの整理に詳しく書いています。また、サイトを一時的に止める場合の注意はサイトを一時停止すると検索順位は落ちる?で扱っています。この記事では、上の2本と重ならないよう、要点のみにとどめます。

注意

検索に載せない設定(noindex)は、設定する場所や方法を間違えると、本来載せたいページまで検索から消す場合があります。該当ページがある場合は、必ず制作会社と相談し、対象ページを書き出してから進めてください。

セクションのまとめ

共有リンクのページは、見積や進捗など外に出したくない情報に関わります。該当がある会社だけ、今月のうちに制作会社へ確認を依頼してください。

同じ週の関連動向2:Bingの「続きを読む」と、Discoverの不具合

残る2つは、検索結果の見え方に関するテストと不具合の話です。自社の作業は基本的に不要ですが、背景を知っておくと、今後の変更に落ち着いて対応できます。

Bing:説明文の末尾に「続きを読む」リンクのテスト

Search Engine Roundtable の報道によると、マイクロソフトの検索エンジンBingが、検索結果の説明文の末尾に「続きを読む」というリンクを出すテストを行っているとされています。リンク先は、タイトルをクリックしたときと同じページです。

報道では、一部のブラウザでは確認でき、ほかでは確認できなかったとされており、まだ広く出ている状態ではありません。また、同様の表示はGoogleがすでに取り入れていると伝えられています。テスト段階のため、今後の扱いは変わる可能性があります。

自社の作業としては、説明文の書き方を見直す機会として使えます。説明文の最後が途中で切れても、続きを読みたくなる書き方になっているか、という観点です。

Discover:AI要約カードのソースボタンが押せない不具合

Discoverとは、スマートフォンのGoogleアプリなどで、検索しなくても関心に合う記事が自動で並ぶ画面のことです。2026年10月下旬、このAI要約カードの「ソース」ボタンが押せなくなる現象が報告されました。

報道によれば、Googleの担当者は、これは実験中の不具合であり、実験は止めたと説明したとされています。つまり、当初の「クリックを無効にするテスト」という受け止めは、現時点ではGoogleの説明と少し異なる点に注意が必要です。

Discoverは、ニュース性の高い記事を出す会社には影響がありえます。ただ、一般的な地方の中小企業のサイトでは、主な集客経路ではないことが多いでしょう。今回の件で慌てて対応する必要はありません。

項目 Bingの「続きを読む」 Discoverのソース欄
状況 テスト段階。一部の環境で確認 不具合として実験は停止と伝えられる
自社への影響 説明文のクリック率に関係する可能性はあるが、現時点では不明 小さい。記事配信が中心の会社を除く
やること 説明文の見直し(任意) なし

セクションのまとめ

BingとDiscoverの動きは、自社の作業が要らない段階です。仕様は変わりうるため、「そういう動きがあった」と覚えておけば足ります。

AIの使いどころ:点検を半自動にする

webcan.jpでは、AIを「完全に任せる道具」ではなく、「人の判断を助ける道具」として使う考え方をとっています。ファビコンの点検でも同じです。

  • 担当者が、チェックリストの結果(転送の経路、robots.txtの記述)をAIに貼り付け、問題のありそうな箇所を整理してもらう
  • 制作会社への依頼メールの下書きを、AIに作ってもらう(社名・URLなどの個人情報は入れる前に確認する)
  • 説明文の案を数パターン出してもらい、最終的には社長か担当者が選ぶ

注意

AIの回答は、もっともらしく間違うことがあります。robots.txtの書き換えや転送の設定は、サイト全体に影響します。AIの回答をそのまま実行せず、必ず制作会社か詳しい人の確認を挟んでください。

やってはいけない5つ(NOT TO DO)

  1. マークが出ないからといって、robots.txtの禁止記述を、理由を確認せずに消す
  2. 自社でサーバーの転送設定を試行錯誤して触り、表示そのものを止めてしまう
  3. 反映に数日〜数週間かかるのに、毎日マークを入れ替えてやり直す
  4. 共有リンクのページを、検索に出ているかの確認なしに放置する
  5. Bingの表示テストやDiscoverの不具合に慌てて、サイト全体の作り直しを始める

いずれも、「何かしなければ」という不安から起きる動きです。落ち着いて、まず現状を目で確かめてから判断するのが基本です。

架空の事例:マークが消えていた工務店の場合

ここでは、実在しない架空の会社の例で、点検の流れを示します。従業員25名の「山田工務店(架空)」では、2年前にホームページを作り直しました。社長がご自身の社名で検索したところ、社名の横のマークが出ていないことに気づきました。

社長はまず、スマートフォンとパソコンで確認し、タブには出るが検索結果には出ない、と担当者に伝えました。担当者がチェックリストで確認したところ、画像は表示されました。ただ、旧サイトのアドレスから新サイトへの転送が2段階になっていることが分かりました。

そこで制作会社に、転送を1段階に整理する依頼を出しました。費用は、保守契約の範囲内で、追加の請求はなかったという設定です。2〜3週間後に、検索結果にマークが出るようになりました。

この事例のポイントは、社長が見たのは「検索結果の見え方」だけで、設定の確認は担当者と制作会社に任せた点です。分担が明確だったため、社長の時間は合計で30分ほどで済んだ、という流れです。

よくある質問

Q. ファビコンが検索結果に表示されないのはなぜですか。

A. 画像が置かれていない、トップページの記述がない、転送の途中でロボットが止められている、巡回禁止の設定がある、反映待ち、などが考えられます。Googleは2026年10月下旬、トップページからの転送を辿れること、関係するURLを巡回禁止にしないことを説明に明記しました。

Q. ファビコンを直したら、どのくらいで検索結果に反映されますか。

A. Google検索セントラルのヘルプでは、数日から数週間かかることがあるとされています。確実な日数は約束できないため、2週間ほどたってから、もう一度確認するのが現実的です。

Q. ファビコンがないと、順位は下がりますか。

A. 順位に直接影響すると断定できる情報は、今回の報道にはありません。ただ、検索結果での見え方や信頼感に関わる部分のため、確認しておく価値はあります。

Q. 共有リンクのページは、すべて検索に出さないほうがよいですか。

A. 共有リンクで見られる限定的なページは、検索に載せないようGoogleが勧めていると報じられています(Search Engine Land報道)。見積や進捗などを含むページは、制作会社と相談のうえ、対象を絞って対応するのが安全です。

Q. Bingの「続きを読む」は、自社の対策が必要ですか。

A. 現時点では一部の環境で確認されたテスト段階とされ、自社の作業は不要です。説明文を見直す機会としては活用できます。

Q. 費用はいくらくらいかかりますか。

A. 自社で確認だけなら0円、制作会社に確認と修正を頼む場合は1万円〜3万円前後が一つの目安です(依頼先・契約で変わります)。実際の金額は見積もりで確認してください。

出典

記事の事実は、次の一次情報・報道にもとづいて要約し直しています。数値や詳細は、各出典でご確認ください。

関連記事

相談の入口

社名で検索したときの見え方や、マークが出ない原因の切り分けは、状況を伺えば短時間で整理できることが多いです。担当者がいない、制作会社に何を頼めばよいか分からない、という段階でもかまいません。まずは無料相談でお聞かせください。

無料相談

自社サイトの状態をまず数字で知りたい場合は、無料診断もご利用いただけます。

この記事の執筆者

webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

← コラム一覧へ戻る無料相談で相談する →

FROM READING, TO RESULTS.

読むだけでなく、
成果に変えませんか。

御社の状況に合わせた具体的な道筋は、無料相談で。サイトの運用をAIで回す仕組みづくりをご提案します。

無料相談はこちら 完全オンライン・全国対応/売り込みの電話はありません