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Googleビジネスプロフィールのオーナー確認ができないとき|前任者が登録していた場合の取り戻し方

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Googleビジネスプロフィール / MEO公開日

Googleビジネスプロフィールのオーナー確認ができないとき|前任者が登録していた場合の取り戻し方

地図ピンのスマホと鍵を受け渡す手で、Googleマップの管理権限を取り戻すイメージ

この記事の結論

Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出る自社の店舗・会社情報)のオーナー確認ができないときは、まず「今のオーナーは誰か」を見極めます。前任者に連絡できれば、自社のメールを追加してもらうのが最短です。連絡が取れないときは、Google公式の「オーナー権限のリクエスト」で申請できます。社長が決めるのは「会社のメールで持つ」方針だけで、操作は担当者に任せられます。

辞めた社員が登録した、昔の制作会社が作ってくれた、という理由で、Googleマップの自社情報を自社で直せなくなっている会社は少なくありません。電話番号や営業時間が古いままでも、変えようとして「オーナー確認」で止まってしまいます。

これは珍しいことではなく、落ち着いて順番に進めれば、取り戻せる例が多いと考えられます。ただし、Googleの画面や条件は変わることがあります。この記事では、流れと判断の仕方を整理し、細かな操作は「Google公式ヘルプ」で最新の手順を確かめる前提で書いています。

なお、まだ一度も登録していない会社の新規登録は、Googleビジネスプロフィール登録の手順の記事で説明しています。この記事は「すでに誰かが登録している」場合に絞っています。

  • 道筋は3つ:前任者に連絡できる/連絡が取れない/業者が持っている
  • 社長が用意するのは、会社の証明になる情報と「誰が管理するか」の決定
  • 操作は担当者へ。渡せるチェックリストを後半にまとめました
  • やってはいけないのは、焦って似た情報を新規で乱立させること

ポイント

この記事で扱う「オーナー」は、Googleビジネスプロフィールの管理権限を持つ人を指します。会社の社長という意味ではありません。Googleのアカウント(メールアドレス)に紐づく権限のことです。

1. 「オーナー確認ができない」とはどういう状態か

同じ「できない」でも、原因は何通りもあります。原因によって取るべき道が変わるため、最初に整理しておくと遠回りを防げます。

よくある4つの状態

状態 よくある原因 最初にやること
自社のメールで管理画面に入れない 前任者や業者のメールが唯一のオーナーになっている 今のオーナーが誰かを調べる(次の章)
「すでに他の人が管理しています」と表示される 別のアカウントがオーナーとして登録済み オーナー権限のリクエストを検討する
確認コードのはがきが届かない 住所の表記の違い、郵便の取りこぼし 住所の表記を直し、再送の条件を公式ヘルプで確認
情報が二重に出ている 過去に誰かが新規で重ねて登録した どちらが本来の情報かを確かめ、統合や削除の申請を検討

このうち、前任者や昔の業者が絡むのは上の2行です。3行目と4行目は、前任者がいなくても起こります。ご自身の状態がどれに近いかを先に確かめてください。

「放置してもよいか」の考え方

管理権限が自社にないままでも、Googleマップの表示自体は続きます。そのため、すぐに困らない会社もあります。ただ、営業時間の変更、臨時休業、移転、電話番号の変更があったときに、自社で直せません。

お客様が古い情報を見て来店し、お休みだった、という行き違いが起きやすくなります。口コミへの返信もできないため、信用面でももったいない状態です。急ぐ必要はありませんが、「後でよい」ではなく「次の連休前まで」など、期限を決めておくと動きやすくなります。

セクションのまとめ

「オーナー確認ができない」には複数の原因があります。まず状態を4つに分け、前任者や業者が絡む場合かどうかを見極めます。放置しても表示は続きますが、情報の更新ができない不便が残ります。

2. 最初の確認:今のオーナーは誰か

取り戻す前に、現状の把握が必要です。ここは担当者でも社長でも、10〜20分ほどで終わる作業です。慌てず、事実だけを集めます。

確認する順番

  1. 社内で心当たりを聞く:登録したのは誰か、いつ頃か(総務・営業・前任者)
  2. 過去のメールを検索する:「Google」「ビジネスプロフィール」「確認コード」などで探す
  3. 制作会社や広告会社との契約書・見積書に、Googleマップの登録代行の記載がないか見る
  4. パソコンやスマホに保存された、会社用の古いアカウントが残っていないか確かめる
  5. Googleマップで自社名を検索し、情報欄に「オーナー確認」などの案内が出るか見る

社内のメールボックスに過去の通知が残っていることもあります。前任者のメールが退職時に停止されていても、受信済みの通知は共有フォルダやバックアップに残る場合があります。

分かった内容を3つの道筋に分ける

まず「誰が今のオーナーか」で道が分かれます自社のGoogleアカウントでは管理できないA 前任者に連絡できるオーナーに自社アカウントを追加してもらうB 連絡が取れない公式の「オーナー権限のリクエスト」で申請するC 業者が持っている契約を確認し、追加または引き継ぎを書面で依頼どの道でも最後は「会社のメールで管理し、オーナーを2人以上にする」で終わります

図のとおり、道筋は「A 前任者に連絡できる」「B 連絡が取れない」「C 業者が持っている」の3つです。次の表で、費用・手間・おすすめの度合いを比べます。

状況 進め方 社長の手間 かかる時間の目安 向いている会社
A 前任者に連絡できる 前任者のアカウントから、自社のメールをオーナーに追加してもらう お願いの連絡と、お礼 数日〜1週間ほど。相手の対応次第 円満に退職した社員、付き合いのある元担当者がいる会社
B 連絡が取れない 公式の「オーナー権限をリクエスト」で申請し、本人確認を進める 申請に必要な情報を担当者に渡す 数日〜数週間。確認の内容により変わる 前任者の連絡先が不明、すでに退職して久しい会社
C 業者が持っている 契約を確認し、オーナー追加または引き継ぎを書面で依頼する 契約書の確認と、依頼文の承認 1〜3週間ほど。業者の対応次第 広告会社・制作会社に登録を任せていた会社

注意

表の日数は、あくまで進め方ごとの目安です。Googleの審査や、相手方の返信速度で前後します。確実な期間は約束できないため、社内には「数週間かかることもある」と伝えておくと安心です。

セクションのまとめ

まず今のオーナーを突き止め、A(連絡できる)、B(取れない)、C(業者)の3つに分けます。この分類だけで、次に何をするかが決まります。

3. A:前任者に連絡が取れる場合

最も早く、穏やかに片づく道です。相手に悪意がなければ、数分の操作で済む作業を、お願いするだけです。

お願いするときの伝え方

依頼は、短く具体的にするのがコツです。「会社のメールアドレスを、オーナーとして追加してください」とだけ伝えます。相手のアカウントの操作は、相手にしかできません。

  • 追加してほしいメールアドレスを、会社の共有メールなどで示す
  • オーナーとして追加してほしい旨を明記する(管理者ではなくオーナー)
  • 追加後に、自社側で管理画面に入れることを確認してもらう
  • お礼と、今後の連絡先を添える

追加が済んだら、会社のメールを「プライマリオーナー(主たるオーナー)」にしてもらう操作ができるかを、Google公式ヘルプで確認します。前任者のアカウントを残したまま、会社のメールがオーナーに加わっただけでも、まずは管理できます。

お願いする文面の例(架空)

「お世話になっております。以前ご登録いただいたGoogleマップの会社情報について、現在の担当者が管理できるようにしたく、ご連絡しました。お手数ですが、下記のメールアドレスをオーナーとして追加いただけますでしょうか。操作でご不明な点があれば、画面を見ながらご案内します。」

ポイント

相手を責める文面にしない、というのが大切です。「放置されていた」と受け取られると、返信が止まることがあります。「引き継ぎのお願い」という形にすると、協力を得やすくなります。

追加してもらえないときは

返事がない、操作が分からない、という場合は、日を置いて一度だけ再連絡します。それでも進まないときは、次の章(B)の道に切り替えます。A と B は並行して進めても構いません。

セクションのまとめ

前任者に連絡できるなら、会社のメールをオーナーに追加してもらうのが最短です。責めない文面で、具体的にお願いします。進まなければ B に切り替えます。

4. B:前任者に連絡が取れない場合

退職から時間がたっている、連絡先が分からない、という場合は、Googleが用意している申請の仕組みを使います。名称は「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」と案内されています。

リクエストから反映までの流れ

オーナー権限リクエストの流れ(日数は目安。最新は公式ヘルプで確認)1申請地図の情報からリクエストを送る2待機現オーナーに通知。公式案内では数日の猶予3確認本人確認や事業の確認を求められる4反映承認後に管理画面で操作できるか確認待つ間は、業者や元社員への連絡など「並行してできること」を進めておきます

流れのイメージは図のとおりです。地図の自社情報から「リクエスト」を送ると、現在のオーナーに通知が届くしくみです。公式ヘルプでは、オーナーが一定期間内に応答しなければ、次の手順に進める旨が案内されています。この日数や条件は変更されることがあるため、必ず最新の案内を確認してください。

リクエストの前に、担当者が準備しておくもの

準備するもの 中身 なぜ必要か
会社のGoogleアカウント 共有メールなど、人が替わっても使えるもの 個人のメールだと、同じことが再び起きるため
事業を示す情報 正式な会社名、住所、電話番号、公式サイトのURL Googleが事業の実在を確かめる材料になるため
確認コードを受け取れる状態 郵送を受け取れる住所、電話や動画での確認に出られる担当者 確認方法は事業の種類で変わるため
これまでの経緯メモ 誰が、いつ、どの業者に頼んだか 相手方への連絡や、問い合わせ時に役立つため

確認の方法(はがき、電話、メール、動画など)は、事業の種類や状況によって異なります。画面に出た案内に従い、分からない点は公式ヘルプで確かめます。担当者に任せられる範囲ですが、最終の承認は社長の判断です。

申請後に気をつけたいこと

  • 同じ情報で何度も新規登録をしない(重複情報が増え、整理が大変になる)
  • 確認コードの届く先(住所・電話)を、受け取れる人に伝えておく
  • 申請の画面と日付を、メモやスクリーンショットで残す
  • 審査中に、情報を大きく書き換えない

注意

審査の結果が出るまで、画面の案内が変わることがあります。うまくいかないときに、Googleや第三者を名乗る「早く解決する」連絡先へお金を払うのは避けてください。公式ヘルプに載っている窓口から問い合わせます。

セクションのまとめ

連絡が取れないときは、公式の「オーナー権限のリクエスト」を使います。会社のアカウントと、事業を示す情報を準備し、確認方法に応じて進めます。期間は幅があるので、並行して他の道も進めます。

5. C:制作会社・広告会社が持っている場合

「ホームページと一緒に、Googleマップの登録も業者にお願いした」というケースです。この場合の相手は連絡が取れることが多く、話し合いで進められる点が利点です。

まず契約書・見積書で確かめること

  • Googleマップ(ビジネスプロフィール)の登録代行や運用が、契約に含まれていたか
  • 運用の月額費用が発生していないか(請求書に「MEO」「地図対策」の項目がないか)
  • 契約終了時に、アカウントや情報を引き渡す条項があるか
  • アカウントの名義が、業者のものか、自社のメールか

MEO(Googleマップでの表示対策)の月額サービスを契約している場合、解約の条件を確認せずに「引き渡して」と言うと、話がこじれることがあります。まず契約の中身を読み、その上で依頼します。

依頼の仕方:書面で、期日を添えて

電話だけで頼むと、言った言わないになりがちです。メールなど書面で、「会社のメールをオーナーに追加してほしい」と依頼します。期日は、無理のない幅(例:2週間程度)で示し、返信がなければ再度連絡します。

業者の反応 対応の目安 注意点
すぐ追加してくれる 追加後、自社側で管理画面に入れるか確かめる 業者のアカウントの権限をどうするか、合わせて決める
費用や条件の話が出る 契約書と照らし、納得できる範囲で話し合う その場で即決せず、持ち帰る
返事が遅い・曖昧 書面で再依頼し、記録を残す 並行して B の申請を進める

ポイント

業者に管理を続けてもらう選択もあります。その場合でも、自社のメールがオーナーに入っていることが条件です。業者は「管理者」として運用してもらうと、いつでも見直せます。

セクションのまとめ

業者が持っている場合は、契約書を確認し、書面で期日を添えて依頼します。業者に運用を任せるにしても、オーナーは会社が持つ形にします。

6. 社長が用意するもの・決めること

操作は担当者に任せられますが、次の項目だけは社長の判断や承認が必要です。ここを先に決めておくと、現場が迷わず動けます。

項目 社長の役割 所要の目安
誰の名義で持つか 会社の共有メールを使う方針を決める 10分
オーナー役の担当者 2人以上を決める(社長自身が入る必要はない) 30分ほどの相談
業者への依頼の承認 依頼文の最終確認 10〜15分
事業情報の承認 社名・住所・電話番号を正式なものにそろえる 15分
外部に任せる範囲 運用を任せるか、自社で続けるか 別日に検討

社長自身がGoogleの画面を触る必要はありません。決めることは「会社として持つ」という方針と、担当者の指名です。ここまで決まれば、半分は終わったと言えます。

自社でやる/任せる の判断軸

判断のポイント 自社でやる 専門家に任せる
前任者に連絡できる ○ 依頼の連絡だけで進む 不要
業者との契約が絡む 契約が簡単で、話し合える 条件が複雑、費用の話がある
確認が何度も差し戻される 1〜2回なら自社で再申請 3回以上続くときは相談を検討
社内に担当者がいる ○ チェックリストで進められる 担当者が不在・多忙
重複した情報が複数ある 少数なら自社で整理 複数の拠点・多数の重複

今やる/後でよい の判断軸

状況 判断 理由
営業時間・電話番号が間違っている 今やる 来店や問い合わせの行き違いに直結する
口コミが増えていて返信できていない 今やる 返信は信用に影響しやすい
情報は正しく、変更の予定もない 後でよい(期限は決める) 急ぐ理由は小さいが、人が替わる前に済ませたい
担当者の退職が近い 今やる 引き継ぎができるうちに済ませると楽

セクションのまとめ

社長が決めるのは「会社のメールで持つ」「担当者を2人にする」「依頼文の承認」の3点です。操作は担当者に任せ、急ぐ度合いは営業時間や口コミの状況で判断します。

7. 担当者に渡すチェックリスト

ここからは、担当者向けの手順の整理です。社長は、この章を印刷して担当者に渡してください。画面の名称は変わることがあるため、各項目の最後に「Google公式ヘルプで最新の手順を確認」と添えています。

A:前任者に連絡できる場合

  1. 会社の共有メール(Googleアカウント)を用意し、ログインできることを確認する
  2. 前任者に、オーナー追加のお願いを送る(文面は社長の承認を得る)
  3. 追加後、自社のアカウントで管理画面に入れるか確かめる
  4. 必要なら、プライマリオーナーの変更が可能かを公式ヘルプで確認する
  5. Google公式ヘルプで最新の手順を確認する

B:連絡が取れない場合

  1. 自社名でGoogleマップを検索し、情報欄から権限のリクエスト(または「このビジネスのオーナーですか」)に進めるか確かめる
  2. 公式ヘルプ「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」を開き、最新の手順を読む
  3. 会社のアカウントでログインして申請する
  4. 確認コードの届く先(郵送・電話・メール)を受け取れる状態にしておく
  5. 申請日と画面をメモする。結果が出るまで同じ内容で重複登録をしない
  6. 結果が出たら、社長に報告する

C:業者が持っている場合

  1. 契約書・見積書・請求書をそろえ、登録や運用の記載を確かめる
  2. 業者の担当者に、書面(メール)でオーナー追加を依頼する
  3. 期日(例:2週間程度)を示す
  4. 返答が曖昧なら再依頼し、並行して B の申請を準備する
  5. 追加後に、自社側で管理画面に入れるか確かめる

取り戻した直後にやること

  1. 社名・住所・電話番号・営業時間・公式サイトの記載を、実態に合わせて直す
  2. オーナーを2人以上にする(個人のメールだけにしない)
  3. 業者や元社員のアカウントの権限を、必要に応じて見直す
  4. 口コミへの返信担当を決める
  5. 管理画面のログイン情報の保管場所を、社内で決める

口コミへの返信の考え方は、Googleの悪い口コミへの返信の仕方の記事が参考になります。情報の誤りを直す手順は、Googleマップの情報を修正する方法もご覧ください。

セクションのまとめ

チェックリストは A・B・C の道ごとに分けて担当者に渡します。最後に必ず、オーナーを2人以上にして、情報を実態に合わせます。

8. やってはいけないこと(NOT TO DO)

良かれと思った行動が、かえって取り戻しを遠回りにすることがあります。次の5つは避けてください。

  1. 同じ会社名・住所で、新しく何件も登録し直す:情報が二重になり、整理が難しくなります
  2. 業者や元社員に、パスワードを聞き出して使う:アカウントの共有は、規約や安全面で問題になりえます
  3. 「早く取り戻せる」とうたう第三者に、お金を払う:公式の手順以外に近道はないと考えられます
  4. 事実と違う情報で申請する:申請が通らないだけでなく、後で不利になるおそれがあります
  5. 前任者や業者を責める連絡をする:協力を得にくくなり、結果的に遅くなります

注意

取り戻す作業の途中で、古い情報を急いで消したり、削除申請をしたりしないでください。まず管理権限を戻し、その後に情報を整えるほうが安全です。

セクションのまとめ

やってはいけないのは、重複登録、パスワードの聞き出し、第三者への支払い、虚偽の申請、相手を責める連絡の5つです。公式の手順に沿って、落ち着いて進めます。

9. 架空事例:退職した担当者が登録していたケース

ここでは、実在の会社ではない架空の例で、流れを確かめます。従業員40名ほどの建材卸の会社「A社」を想定します。

A社のGoogleマップには、10年前に当時の営業担当が登録した情報が残っていました。営業時間が古く、電話番号も旧番号のままです。変更しようとしたところ、オーナー確認ができない状態でした。

段階 A社の動き 結果
現状把握 総務が過去のメールを検索し、登録した元担当者の個人メールを発見 オーナーが退職者の個人メールだと判明
A を試す 元担当者に連絡。穏やかなお願いの文面で、会社の共有メールの追加を依頼 1週間ほどで返信があり、追加された
確認 総務が管理画面に入り、営業時間と電話番号を修正 古い情報を直せた
体制づくり オーナーを総務と社長付きの2人にし、元担当者の権限を整理 人が替わっても管理できる形になった

このように、円満な関係があればAの道で数日〜1週間ほどで済むことがあります。もし元担当者に連絡がつかなければ、Bの公式リクエストに切り替える流れでした。

この事例は、進め方のイメージをつかむための架空の例です。実際の期間は、相手の返信やGoogleの確認状況で変わります。

セクションのまとめ

円満な前任者がいれば、A の道で短期間に済むことがあります。大切なのは、取り戻した後にオーナーを会社側に複数置くことです。

10. 取り戻したあとの運用ルール

取り戻すことがゴールではありません。同じことを繰り返さないために、会社として持つ仕組みを作ります。

取り戻したあとの管理の形(おすすめの例)Googleビジネスプロフィール(会社の店舗情報)オーナー1会社の共有メール(社長が把握)オーナー2総務や広報の担当者(会社のメール)管理者外部の業者など(権限は必要最小限)個人のメールだけに頼らない。人が替わっても、会社が鍵を持ち続けます

決めておきたい5つのルール

ルール 内容 効果
会社の共有メールで持つ 個人のメールを唯一のオーナーにしない 退職・異動で鍵を失わない
オーナーは2人以上 総務と広報など、役割で分ける 1人が不在でも対応できる
外部業者は管理者 必要な権限だけを与え、契約終了時に外す 業者の変更で揉めない
年1回の棚卸し 情報と権限を見直す日を決める(例:決算期) 古い情報・不要な権限を防ぐ
引き継ぎメモ アカウントの保管場所と担当を書いておく 担当替えがスムーズになる

社長の仕事は、このルールを会社の決まりとして承認することです。難しい設定は不要で、「誰が鍵を持つか」を紙に書いておくだけでも効果があります。

地域のお客様を集めるMEOの全体像は、MEO対策とはで整理しています。自社で運用するか、任せるかを考えるときは、MEO対策の費用の目安が役立ちます。

セクションのまとめ

取り戻した後は、会社の共有メール、オーナー2人以上、業者は管理者、年1回の棚卸し、引き継ぎメモの5つで、同じ問題の再発を防ぎます。

11. AIの使いどころ(人の判断を残す)

依頼文や社内連絡の下書きは、生成AIが得意とする作業です。時間を減らしながら、最後の判断は人が持ちます。

使える場面 AIにさせること 人が必ず行うこと
前任者・業者への依頼文 丁寧で短い文面の下書き 事実確認と、送信前の最終チェック
社内向けの手順書 チェックリストの整理・言い換え 公式ヘルプとの照合
経緯メモの整理 メモの時系列の整理 日付や内容の正誤確認

注意

パスワード、確認コード、個人情報、取引先の機密は、AIの入力欄に入れないでください。また、操作手順はAIの回答だけを信じず、必ずGoogle公式ヘルプで最新の内容を確認します。

12. よくある質問(FAQ)

Q. 前任者のアカウントが分からなくても、取り戻せますか。

A. 取り戻せる例は多いと考えられます。自社名でGoogleマップを検索し、公式の「オーナー権限をリクエスト」の手順に進めるかを確かめてください。結果は状況で変わるため、最新の手順はGoogle公式ヘルプで確認します。

Q. オーナー権限のリクエストは、どれくらいで結果が出ますか。

A. 数日から数週間と幅があります。公式ヘルプには、現オーナーの応答を待つ期間や確認方法が案内されていますが、条件は変わることがあります。日数は目安として受け止め、並行して他の道も進めるのが安心です。

Q. 確認コードのはがきが届きません。どうすればよいですか。

A. まず住所の表記が実際の宛先と合っているかを見直します。一定の期間を待っても届かないときは、再送や別の確認方法が使えるかを、Google公式ヘルプで確認してください。

Q. 制作会社に管理を続けてもらいたい場合も、取り戻す必要がありますか。

A. はい。自社のメールがオーナーに入っていることをおすすめします。業者は管理者として運用してもらえば、契約が終わったときも会社が主導権を保てます。

Q. 元社員を責めずに、角を立てない頼み方はありますか。

A. 「引き継ぎのお願い」という形で、追加してほしいメールアドレスと依頼内容を短く伝えます。相手の手間を減らす言い方が、協力を得やすくなります。

セクションのまとめ

FAQは、前任者が不明な場合、期間の幅、はがきの未着、業者との関係、依頼の仕方の5点です。迷ったら、公式ヘルプと担当者の確認を優先してください。

13. 関連記事

最終的な操作は、Googleの画面の変更で名称や手順が変わることがあります。実際に作業するときは、Google公式ヘルプの「ビジネス プロフィールのオーナー権限をリクエストする」など、最新のページをご確認ください。

ここまでの内容を一言でまとめると、「今のオーナーを突き止め、3つの道のどれかで会社に戻し、会社のメールで複数人が持つ形にする」ことです。操作は担当者に任せ、社長は方針の決定と承認に集中できます。

相談の入口

Googleマップの自社情報が管理できない、前任者や業者との話し合いが進まない、という場合は、まずはご相談ください。現状の整理だけでも承ります。サイトの状態を先に見たい方は、無料診断もご利用いただけます。

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webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

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