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スマホ対応していないホームページの影響|放置するリスクと直す費用の目安

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ホームページ制作・費用公開日

スマホ対応していないホームページの影響|放置するリスクと直す費用の目安

古いパソコンと表示が崩れたスマホを見比べる机の上

この記事の要点

スマホ対応していないホームページは、すぐに会社が困るものではありませんが、問い合わせ・電話・検索表示・信用の4か所で、気づかないうちに取りこぼしが起きやすくなります。まず社長ご自身のスマホで5分確かめ、その結果で「部分改修」「テンプレート型で作り直し」「一から作り直し」を選びます。費用の目安は10万〜200万円前後と幅が広く、状態を見て決めるのが安全です。

「うちのホームページは、スマホだと見づらいらしい」。取引先や家族から、こう言われた社長は少なくありません。パソコンで見ると問題がないため、そのまま何年も置かれているサイトもよくあります。

一方で、今の問い合わせや求人応募は、スマホから来る割合が高くなっています。見づらいまま置くと、何が起きるのか。直すには、いくらかかるのか。この記事では、社長が判断するための材料を、幅と根拠つきで整理します。

不安をあおる記事ではありません。「今やる」と「後でよい」の分かれ目、「自社でやる」と「任せる」の分かれ目を、落ち着いて決めるための資料としてお使いください。

スマホ対応していないホームページとは|まず言葉をそろえる

「スマホ対応」とは、スマートフォンの小さな画面でも、文字が読みやすく、ボタンが押しやすく、横にずらさなくても全体が見える状態を指します。専門の世界では「レスポンシブ対応」とも呼ばれます。画面の幅に合わせて、配置や文字の大きさが自動で変わる作りのことです。

スマホ対応していないホームページは、パソコン用の画面をそのまま縮めて見せています。そのため、文字が極端に小さくなったり、画面の右が切れたりします。同じ内容でも、見る人の負担がまったく違います。

「対応していない」と言われる3つの状態

状態 スマホでの見え方 よくある原因
縮小表示型 パソコンの画面がそのまま縮んで、文字が極小になる 公開から10年以上たち、スマホが想定されていない
はみ出し型 右側が切れて、横にずらさないと読めない 画像や表の幅が固定されている
一部だけ未対応型 TOPは見られるが、料金表やフォームだけが崩れる 後から足したページが古い作りのまま

どの状態かによって、直し方も費用も変わります。「全部作り直しが必要」と決めつけず、まず状態を知ることが大切です。

なぜ今まで問題にならなかったのか

制作したときは、お客様がパソコンで見る前提でした。当時は問題がなく、制作会社も「完成しました」と納品したはずです。つまり、制作会社や社内担当者が怠けていたわけではありません。時代の前提が変わったことが、主な理由です。

このため、責める相手を探すより、今の見え方を確かめて、次の一手を決めるほうが生産的です。

セクションのまとめ:スマホ対応していないとは、パソコン用の画面が小さな画面でもそのまま出ている状態です。原因の多くは古さであり、まず状態を知ることが出発点です。

スマホで見づらいと何が起きるか|問い合わせ・電話・検索・信用の4か所

見づらいことで起きる影響は、大きく4つに分けられます。どれも「ある日突然困る」性質ではなく、じわじわと取りこぼしが増えるタイプです。

同じホームページでも、スマホではこう見えることがありますパソコン画面:ほぼ想定どおり文字の大きさも配置も問題なし電話番号(押せない)スマホ画面:文字が極小、横に動かさないと読めない「小さく縮んだ画面」は、スマホ対応していないときに起きやすい見え方です

1. 問い合わせが減りやすい

スマホで見たお客様は、読みにくいサイトを無理に読み進めません。別の会社のサイトに移る人もいれば、そのまま閉じる人もいます。問い合わせフォームが小さすぎて入力できなければ、そこで終わりです。

特にフォームは、取りこぼしが起きやすい場所です。入力欄が指で押せない、送信ボタンが画面の外にあるといった状態では、せっかく問い合わせの気持ちがあっても届きません。

2. 電話がかかりにくくなる

スマホで見る人は、「その場で電話したい」と考えていることが多いです。電話番号が文字として表示されているだけで、押しても発信画面にならないと、番号を覚えて手で打つことになります。この手間で離れる人もいます。

逆に、電話番号を押すだけで発信できる状態にするのは、比較的小さな修正で済む場合があります。これは「部分改修」の対象になりやすい部分です。

3. 検索結果での見え方に影響することがある

Googleは、検索結果の順位づけに、スマホ向けの表示を主に使う方針(モバイルファーストインデックス)を公式に案内しています。パソコン用の表示だけが整っていても、スマホでの表示が読みにくい場合、検索で不利になる可能性があります。

ただし、順位は多くの要素で決まります。スマホ対応だけで急に圏外になる、といった断定はできません。検索での見え方は「影響する要素のひとつ」と捉えるのが落ち着いた見方です。

4. 会社の信用に響くことがある

お客様は、サイトの見え方から会社の様子を想像します。スマホで崩れていると、「更新されていない会社なのでは」「新しい取引は大丈夫か」と感じる方もいます。求人応募の方も、スマホで会社を調べるのが一般的になっています。

取引先の担当者が、移動中にスマホで御社の情報を確認することもあります。そのとき見づらいと、実力とは別の評価につながるおそれがあります。

4つの影響を一覧にする

影響の場所 起きやすいこと 影響の大きさの見方
問い合わせ フォームが使えず離脱する 問い合わせ数が減っていれば優先度が高い
電話 番号が押せず発信されない 電話が主な窓口の会社は優先度が高い
検索表示 スマホで評価されにくい可能性 他に原因もあり、断定はできない
信用 古い会社という印象になる 採用・新規取引を狙うほど重要

ポイント

影響が大きいのは、問い合わせの入口がスマホに移っている会社です。自社のお客様や応募者がスマホで調べているかどうかを、まず知ることが判断の第一歩になります。

セクションのまとめ:見づらさの影響は、問い合わせ・電話・検索表示・信用の4か所に出ます。急に困る話ではなく、取りこぼしが静かに増える話であり、会社の窓口がスマホ中心かどうかで優先度が変わります。

自社のサイトがスマホ対応か、社長自身が5分で確かめる方法

専門の知識は要りません。ご自身のスマホ1台で、次の5つを順に見てください。結果は、担当者や制作会社に相談するときの材料にもなります。

社長が1台のスマホで確かめる5項目文字を指で広げずに読めるか本文が新聞の小さな活字より小さければ要注意横にずらさないと全体が見えないか画面の右が切れていたら未対応の可能性電話番号を押すと発信画面になるか押せないと、番号を見て手で打つことにボタンや文字リンクを指で押しやすいか隣のリンクを押し間違えるなら小さすぎ問い合わせフォームが最後まで入力できるか入力欄が小さい・送信が見えないは要注意

5項目の見方と判定

確認すること OKの目安 要注意の目安
文字が読めるか 指で広げなくても読める 広げないと読めない、極端に小さい
横幅が合っているか 画面の中に全体が収まる 右が切れる、横にずらす必要がある
電話番号 押すと発信画面に変わる 押しても何も起きない
ボタンやリンク 指で確実に押せる 近くのリンクと押し間違える
問い合わせフォーム 最後まで入力して送信できる 入力欄が小さい、送信が見えない

5つのうち、要注意が2つ以上あれば、スマホ対応を考える価値があります。1つだけなら、部分改修で済む可能性が高いです。

同じ確認を「別の機種」でもしてみる

お持ちのスマホでは問題がなくても、機種や画面の大きさで見え方が変わることがあります。ご家族や社員の方のスマホでも見せてもらってください。iPhoneとAndroidの両方で確認できると、より安心です。

画面を横向きにした場合や、タブレットで見た場合も、念のため確かめておくと状態が分かりやすくなります。

自社サイトの状態を無料で確かめられます

ご自身のスマホで確かめたうえで、より詳しく知りたい場合は、サイトのURLを入れるだけの無料診断をお使いください。スマホでの見え方を含め、今の状態を数分で確認できます。

無料診断はこちら(URLを入れるだけ)
電話・フォームでの無料相談はこちら

担当者に渡すチェックリスト

社長が自分で細かく確かめる必要はありません。次の項目を、担当者または制作会社に渡して、結果を返してもらう方法もあります。

  • スマホでの表示崩れがある主なページの一覧(TOP、会社案内、サービス、問い合わせ)
  • 電話番号のリンクが押せる状態になっているか
  • 問い合わせフォームのスマホでの入力のしやすさ
  • 最近1年のスマホ経由の訪問数と、パソコン経由の訪問数の割合(アクセス解析で確認できます)
  • ホームページを動かしている仕組み(WordPressなどの種類と版)が古くなっていないか

これらがそろうと、直し方を選ぶときの判断が、感覚ではなく数字でできるようになります。

注意

Googleは、以前提供していたモバイルフレンドリーテストの専用ツールを終了しています。古い記事で紹介されているツールが、今は使えない場合があります。確認はご自身のスマホ、無料診断、またはSearch Consoleの案内に沿って行うのが確実です。

セクションのまとめ:スマホ1台で5項目を確かめるだけで、状態はおおよそ分かります。要注意が2つ以上なら対応を検討し、細かい確認は担当者に渡すチェックリストで任せられます。

直し方の選択肢|部分改修・テンプレート型・一から作り直し

直し方は大きく3つあります。サイトの状態と、会社の目的に合わせて選びます。「一番高い方法が一番良い」わけではない点が、判断のコツです。

選択肢1 部分改修|今のサイトを活かして直す

今のデザインや文章を残したまま、スマホで崩れる部分だけを直す方法です。電話ボタンの追加、画像の幅の調整、フォームの改善などが典型です。公開から比較的年数が浅く、仕組みが新しいサイトに向いています。

費用が抑えられ、期間も短く済みます。一方で、元の作りが古すぎると、直すたびに別の場所が崩れ、結局は割高になることもあります。

選択肢2 テンプレート型で作り直す|型に合わせて早く整える

スマホ対応済みの型(テンプレート)に、会社の文章と写真を入れて作り直す方法です。デザインの自由度は下がりますが、費用と期間を抑えやすく、最初から画面の大きさに合う作りになります。ページ数が少ない会社に合います。

AIを使った制作で工程を短くしている会社もあります。内容は、AI Webサイト制作代行の費用相場と選び方の記事で整理しています。

選択肢3 一から作り直す|構成も含めて見直す

デザイン・構成・文章を、スマホを前提に一から作る方法です。会社の強みの伝え方や、採用・問い合わせの導線まで見直せます。費用と期間は最も大きくなりますが、今後10年近く使える土台を作れます。

サイトの目的が変わった、ページ数が多く整理が必要、仕組みが古すぎて部分的には直せない、といった場合に向いています。

3つの選択肢を比べる

項目 部分改修 テンプレート型 一から作り直し
費用の目安 10万〜50万円前後 20万〜80万円前後 50万〜200万円前後
期間の目安 2〜6週間 1〜2か月 2〜4か月
デザインの自由度 今のまま 型の範囲内 高い
向いている会社 公開から浅く、仕組みが新しい ページ数が少なく、早く整えたい 目的が変わった・古すぎる
弱み 古い作りだと直し切れない 独自性を出しにくい 費用と手間が大きい

ポイント

「部分改修から始めて、数年後に作り直す」という二段構えも有効です。まず取りこぼしを止め、時間をかけて本格的な見直しを考える進め方で、社長の負担が分散できます。

セクションのまとめ:直し方は部分改修・テンプレート型・一から作り直しの3つです。サイトの古さと会社の目的で選び、高い方法が最良とは限りません。

費用と期間の目安|幅と根拠を示します

費用は「いくらです」と一言では言えません。ここでは、幅と、その幅がどこから来ているかを示します。数字は目安であり、実際の見積で必ず確認してください。

直し方3つの費用の目安(公開料金表・見積で多い幅)棒の長さは0〜200万円の目盛りに対する幅(目安です。実際は見積で確認)部分改修10〜50万円テンプレート型で作り直し20〜80万円一から作り直し50〜200万円050100150200(万円)

この金額の幅の根拠

上の幅は、制作会社が公開している料金表や、中小企業向けの見積で多く見られる範囲を整理した目安です。特定の1社の価格ではありません。同じ内容でも、地域や会社の規模で上下します。

費用を左右する要素 安く済みやすい 高くなりやすい
ページ数 10ページ前後まで 50ページを超える
動く機能 問い合わせフォームのみ 予約・会員・商品検索がある
写真・文章 今のものをそのまま使う 撮り直し・書き直しが必要
今の仕組み 新しいWordPressなど 古い独自の仕組み
依頼の仕方 複数社を比べて発注 1社に急ぎで依頼

たとえばページ数が少なく、フォームだけのサイトなら、最も安い側の幅に収まりやすいです。反対に、予約や商品検索の機能が絡むと、その部分だけ別に費用がかかります。

費用以外にかかるもの

  • 社内の確認作業:文章と写真の確認に、社内で週2時間前後を、1〜2か月ほど見込みます
  • 公開後の維持費:サーバー・ドメイン・保守で、年に数万〜十数万円が目安です。詳しくはホームページの維持費の記事で整理しています
  • 写真の撮影費:現場写真などを撮り直す場合、半日単位で数万円の費用が出ることがあります

制作費全体の見方は、ホームページ制作の費用・相場ガイドが参考になります。作り直しの進め方は、ホームページのリニューアルと作り直しの費用目安でも詳しく扱っています。

期間の目安と社長の関わり方

部分改修は2〜6週間、テンプレート型は1〜2か月、一から作り直しは2〜4か月が目安です。期間の多くは、制作会社の作業より、社内で文章や写真を確認する時間に使われます。

社長が関わるのは、主に「目的の確認」と「公開前の最終確認」の2点です。細かい作業は担当者に任せ、社長は判断に集中できます。

セクションのまとめ:費用は10万〜200万円前後と幅があり、ページ数・動く機能・写真や文章の用意・今の仕組みで決まります。期間は2〜6週間から4か月までで、社内の確認時間が長さを左右します。

「今やる」か「後でよい」か|「自社」か「任せる」か

直す方法の次は、「いつ」「誰が」を決めます。この2つの判断軸を分けて考えると、迷いが減ります。

「今やる」か「後でよい」かを決める流れスマホからの訪問は多いかアクセス解析・担当者に確認多い・分からないほとんどない今のうちに手を打つ半年以内に着手を目安に後でもよい次の更新時期に合わせる自社で直せる?更新の担当者がいて小規模なら可任せる:制作会社・運用代行古い仕組みが絡む・比較検討したいとき

今やる/後でよいの分かれ目

状況 判断 理由
スマホ経由の訪問が半分以上ある 今のうちに手を打つ 取りこぼしが起きている可能性が高い
電話や問い合わせが減っている 今のうちに手を打つ 入口の使いにくさが原因かもしれない
採用や新規取引を増やしたい 今のうちに手を打つ 会社の第一印象に直結する
既存のお客様の紹介だけで成り立つ 後でもよい サイトを見る人が少ない
近く会社の方向性が変わる予定 方向性が決まってから 今直しても二度手間になりうる

「今のうちに」とは、半年以内に着手を目安にする意味です。慌てて今週中に決める必要はありません。見積を取り、比べる時間は十分にあります。

自社でやる/任せるの分かれ目

状況 自社でやる 任せる
更新の担当者 いる・得意 いない・兼務で手一杯
サイトの規模 10ページ前後まで それ以上、機能あり
今の仕組み 新しいWordPressなど 古い・仕組みが分からない
社長が使える時間 週に数時間取れる ほとんど取れない

一般には「任せる」方が結果的に安く済むケースが多いです。古い仕組みを無理に触って崩すと、直す費用が上乗せされるためです。自社でできる範囲を見極めるには、ホームページの作り方の記事も参考になります。

相談先の選び方

誰に相談するかで迷ったときは、ホームページの相談はどこにする?商工会・制作会社・ITコーディネーターの違いが役に立ちます。今の制作会社から変えたい場合は、制作会社を変えたいときの進め方も確認しておくと安心です。

セクションのまとめ:「今やる」はスマホ経由の訪問や問い合わせの減り具合で、「自社か任せるか」は担当者・規模・仕組みの古さで決めます。迷う場合は見積を比べてからで間に合います。

見積を取るときに社長が確認すること

制作会社に相談すると、「全部作り直しましょう」と言われることもあります。必ずしも悪意ではありませんが、判断のために、次の点を確認してください。

見積依頼で必ず聞く5つの質問

  1. 現在のサイトのどこがスマホ対応していないのか、画面で見せて説明してもらえるか
  2. 部分改修と作り直し、両方の見積を出してもらえるか
  3. 見積に含まれるもの(ページ数、フォーム、写真撮影、文章の修正)はどこまでか
  4. 公開後の維持費と、更新を依頼した場合の費用はいくらか
  5. ドメインとサーバーの名義は、会社になっているか

特に5つ目は重要です。名義が制作会社になっていると、乗り換えのときに困る場合があります。名義の確認だけでも、先にしておくと安心です。

見積を比べるときの見方

見るところ 良い見積の特徴 気をつける見積
内訳 作業ごとに金額が分かれている 「一式」だけで中身が分からない
期間 確認の時間も含めて書かれている 極端に短い、または曖昧
範囲 含まれない作業も書かれている 追加費用の条件が書かれていない
説明 スマホの画面で、現状と直し方を見せる 専門用語だけで説明が終わる

比較は2〜3社で十分です。多すぎると、判断に時間がかかります。

セクションのまとめ:見積では、部分改修と作り直しの両方を出してもらい、内訳と名義を確認します。2〜3社の比較で十分です。

やってはいけないこと(NOT TO DO)

スマホ対応の見直しで、遠回りになりやすい行動を5つ挙げます。いずれも、社長が先に知っておくと避けられるものです。

  1. 画面を見ずに、見積だけで契約する:現状の見え方を確かめずに決めると、必要以上の工事になることがあります
  2. 「今すぐ直さないと危ない」という話をうのみにする:急ぐ理由が示されない場合は、一度持ち帰って比べましょう
  3. デザインだけで制作会社を選ぶ:公開後の更新のしやすさや、維持費の説明も同じくらい大切です
  4. 古い仕組みの上に、場当たりの修正を重ねる:直すたびに別の場所が崩れ、総額が膨らむことがあります
  5. スマホ対応だけで満足する:文章や写真、問い合わせの導線も合わせて見ないと、効果が出にくくなります

注意

契約前に、ドメインとサーバーの名義、解約の条件を確認してください。ここが曖昧だと、数年後に制作会社を変えたくなったとき、サイトを取り戻すために余計な手間がかかります。

セクションのまとめ:見ずに契約しない、急がせる話はうのみにしない、名義を確認する。この3点を守るだけで、多くの遠回りは避けられます。

AIを使った半自動化|スマホ対応の作業をどう軽くするか

AIは、スマホ対応の作業でも使えます。ただし、「全部お任せ」にはせず、人が判断する場所を残すのが基本です。

作業 AIで半自動化できること 人が判断すること
現状の確認 全ページのスマホ表示の崩れ候補を洗い出す どのページを優先して直すか
文章の見直し スマホで読みやすい短い文への書き換え案 会社の言い方に合うか、事実が正しいか
画像の調整 サイズの変更や軽量化 写真が会社の実態に合っているか
公開前の確認 主なページの表示崩れの検出 最終的な見え方と、電話・フォームの動作

このように、洗い出しと下書きをAIが担当し、優先順位と最終確認を人が担当すると、費用と期間の両方を抑えやすくなります。制作会社に頼む場合も、「AIをどの工程で使うか」を聞いておくと、見積の根拠が分かります。

自分でAIを使って作る選択肢については、会社のホームページはAIで自作できる?外注との違いで、向き不向きを整理しています。

セクションのまとめ:AIは洗い出しと下書きに向き、優先順位と最終確認は人が行います。使う工程を事前に聞くことで、見積の納得感が高まります。

架空の事例|地方の部品加工会社の場合

ここでは、実在しない架空の会社を例に、判断の流れを示します。数字は例であり、実際の結果を保証するものではありません。

状況

従業員40名の部品加工会社(架空)。ホームページは12年前に制作され、パソコンでは問題なく表示されます。社長は68歳で、更新は事務担当者が年に数回、お知らせを書く程度です。最近、取引先から「スマホだと見づらい」と言われました。

確かめた結果

  • 文字が小さく、スマホでは広げないと読めない
  • 電話番号は文字だけで、押しても発信されない
  • 問い合わせフォームは、スマホで入力がしにくい
  • アクセス解析では、訪問の約6割がスマホ経由(この会社の例)

判断と結果

社長は、まず2社から見積を取りました。サイトは12年前の古い作りで、部分改修では再び崩れる可能性があると説明されました。ページ数は約15ページと少なかったため、テンプレート型の作り直しを選びました。

項目 この例での内容
選んだ方法 テンプレート型で作り直し
費用 約60万円(この例の仮定)
期間 約2か月(社内の確認に週2時間前後)
社長が決めたこと 目的(問い合わせと採用)と、公開前の最終確認
公開後の変化 電話とフォームの取りこぼしが減ったと実感(例)

このように、状態を数字で確かめてから、方法を選ぶことで、納得感のある判断ができます。実際の結果は会社ごとに異なるため、自社の数字で考えてください。

セクションのまとめ:架空の例では、確認、見積の比較、方法の選択の順で進めました。状況に応じた判断が、遠回りを避ける近道です。

よくある質問

スマホ対応について、社長からよく寄せられる質問を整理しました。

Q. スマホ対応していないホームページを放置すると、検索順位は下がりますか?

必ず下がるとは言い切れません。ただしGoogleは、スマホ向けの表示を主な評価の基準にする方針(モバイルファーストインデックス)を公式に案内しています。スマホで読みにくいサイトは、見に来た人が離れやすく、検索結果でも不利になりやすいと考えられます。順位だけでなく、問い合わせにつながるかどうかで判断するのが現実的です。

Q. 自分のホームページがスマホ対応かどうか、簡単に確かめる方法はありますか?

ご自身のスマホで会社のサイトを開き、文字を広げずに読めるか、横にずらさずに全体が見えるか、電話番号を押すと発信画面になるかを見るだけで、おおよそ分かります。より正確に知りたいときは、無料診断(URLを入れるだけ)や、担当者・制作会社にGoogleの検査ツールで確認してもらう方法があります。

Q. スマホ対応を直す費用は、どれくらいが目安ですか?

部分改修で10万〜50万円前後、テンプレート型で作り直すと20万〜80万円前後、一から作り直すと50万〜200万円前後が、制作会社の公開料金表や見積でよく見る幅です。ページ数と、お知らせやフォームなど動く機能の数で大きく変わります。必ず複数社の見積で確かめてください。

Q. 部分改修と作り直しは、どう選べばよいですか?

サイトが比較的新しく、ページ数が少なく、写真や文章を大きく変えないなら部分改修が合います。公開から10年近く経ち、更新の仕組みが古い場合は、部分改修を重ねるより作り直しのほうが、総額が小さくなることもあります。迷ったときは、現状を見たうえで両方の見積を出してもらうのが安全です。

Q. スマホ対応は、自社でできますか?それとも任せたほうがよいですか?

更新を任せられる担当者がいて、サイトが小規模で、使っている仕組み(WordPressなど)が新しい場合は、自社でテーマの入れ替えなどができることもあります。古い仕組みのままだと、触ることで表示が崩れるおそれがあります。その場合は、費用を比べたうえで、制作会社や運用代行に任せるほうが結果的に安く済むことが多いです。

Q. スマホ対応が済んだら、それだけで問い合わせは増えますか?

表示が整うだけで、問い合わせが急に増えるとは限りません。ただ、今まで読みづらくて離れていた人を取りこぼしにくくなります。電話の押しやすさ、フォームの短さ、会社の信用が伝わる文章と写真を合わせて直すと、効果が出やすくなります。まず取りこぼしを止めることが第一歩です。

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まとめ:まず5分確かめ、状態に合う直し方を選ぶ

スマホ対応していないホームページは、慌てる必要はありませんが、放置すると取りこぼしが静かに増えます。次の流れで進めると、判断がしやすくなります。

  • ご自身のスマホで5項目を確かめ、要注意が2つ以上かを見る
  • 影響は問い合わせ・電話・検索表示・信用の4か所に出る
  • 直し方は部分改修(10万〜50万円前後)、テンプレート型(20万〜80万円前後)、一から作り直し(50万〜200万円前後)の3つ
  • 今やるかはスマホ経由の訪問と問い合わせの減り具合で、自社か任せるかは担当者・規模・仕組みの古さで決める
  • 見積は2〜3社で、両方の案を出してもらい、名義を確認する

どの方法が合うかは、サイトの状態を見ないと決まりません。まず現状を知ることから始めてください。

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この記事の執筆

webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

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