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ホームページの管理画面にログインできない|パスワードが分からないときに社長がやること

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ホームページ運用公開日

ホームページの管理画面にログインできない|パスワードが分からないときに社長がやること

鍵のかかったノートパソコンと契約書類、鍵束を前に管理画面のログイン方法を考える経営者の手元

この記事の結論

管理画面に入れないときは、まず社内の契約書・請求書・メールを探し、次に「パスワード再設定」を試します。それでも駄目なら、元の担当者・制作会社・サーバー会社の順に相談します。

多くの場合、ログインできない原因は「担当者だけが知っていた」ことです。落ち着いて順に進めれば、取り戻せる可能性は十分あります。費用は無料〜数万円程度が目安です。

「ホームページの文章を直したいのに、管理画面に入れない」。担当者が退職した会社や、制作会社に任せきりだった会社で、よく起きる状況です。社長ご自身が悪いわけではありません。

この記事では、60代以上の社長が「何を確認し、誰に何を頼み、いくらくらいかかるか」を判断できるように、順を追って整理します。細かい操作は、最後の章で担当者に渡すチェックリストにまとめました。

この記事で分かること

  1. まず確認すること(契約書・請求書・メール、3つの鍵の違い)
  2. 誰に何を聞くか(依頼文の例つき)
  3. 取り戻す手順と、費用・期間の目安
  4. やってはいけないこと
  5. 今後のための管理表(担当者に渡すチェックリスト)

相談の入口

管理画面に入れず、誰に何を頼めばよいか分からない場合は、状況をお聞かせください。契約書や請求書の見方から一緒に整理します。

無料相談

状況を整理したいだけの段階でも構いません。無料診断もご利用いただけます。

まず落ち着いて確認すること|ホームページの「3つの鍵」

「ログインできない」といっても、どの鍵が無いのかで対応が変わります。ホームページには、性質の違う3つの鍵があります。

ホームページの「3つの鍵」はそれぞれ別の場所にあります1 ドメインネット上の住所(例:example.co.jp)管理会社:ドメイン会社2 サーバーホームページの置き場所契約はレンタルサーバー会社管理会社:サーバー会社3 管理画面(CMS)文章や写真を直す場所WordPressなどの画面管理者:制作会社・担当者今回ログインできないのは、3番の「管理画面」の鍵です。1番・2番の契約者も同時に確認します。
鍵 たとえると 管理している先 鍵がないと困ること
ドメイン ネット上の住所 ドメイン会社(レジストラ) 住所が更新できず、ホームページとメールが止まる
サーバー ホームページを置く土地・建物 レンタルサーバー会社 置き場所の変更や、ファイルの確認ができない
管理画面(CMS) 建物の中の事務所 制作会社や社内担当者 文章・写真・お知らせの更新ができない

今回の主役は3番目の管理画面です。ただし、1番と2番の契約者が自社になっているかどうかも、同時に確認してください。ここが自社名義なら、管理画面の復旧は進めやすくなります。

管理画面とは何か

管理画面とは、ホームページの文章や写真を書き換えるための専用ページです。多くの会社では WordPress(ワードプレス)という仕組みが使われています。ホームページのアドレスの末尾に「/wp-admin」を付けると、ログイン画面が表示されることが多いです。

ただし、制作会社が独自の仕組みで作っている場合や、更新機能がもともと無い場合もあります。その場合は「ログインできない」のではなく、「更新できる仕組みが無い」ことが原因かもしれません。この切り分けも、後ほど説明します。

社内で探す場所(優先順)

探す場所を決めておくと、慌てずに済みます。次の順に確認してください。

順 探す場所 見つかるもの
1 制作時の契約書・見積書・納品書 制作会社名、納品物の範囲、管理画面の引き渡しの有無
2 請求書・クレジットカード明細・口座引落の記録 サーバー代、ドメイン代の支払先(契約先が分かる)
3 会社の代表メール・退職者のメール 「アカウント登録のお知らせ」「パスワード設定のお知らせ」
4 担当者だったパソコン・ブラウザの保存情報 保存済みのログイン情報(扱いは慎重に)
5 総務・経理・前任の社長や役員 古い書類、契約時の控え

ポイント|支払いの記録がいちばん確実です

契約書が無くても、毎月・毎年の支払いは必ず記録に残っています。引落先の名前が、サーバー会社やドメイン会社です。そこが分かれば、次の一手が見えてきます。

「更新できる仕組みか」を先に確かめる

次の表で、御社のホームページがどのタイプに近いか確認してください。タイプにより、取るべき行動が異なります。

タイプ 見分け方 主な対応
WordPress 「ホームページのアドレス/wp-admin」でログイン画面が出る パスワード再設定、または復旧作業へ
制作会社の独自の管理画面 制作会社専用のログインURLを案内された記憶がある 制作会社に再発行を依頼
ホームページ作成サービス サービス名(Wix・ジンドゥーなど)の画面で更新していた そのサービスの公式のパスワード再設定を使う
更新機能が無い(固定のページ) これまで更新を毎回制作会社に頼んでいた 管理画面は存在しない。制作会社か引き継ぎ先に依頼

セクションのまとめ

鍵は3つあり、今回は管理画面の鍵です。まず支払いの記録からサーバーとドメインの契約先を見つけ、ホームページがどのタイプかを確認します。

誰に何を聞くか|元担当者・制作会社・サーバー会社

社内で探しても見つからないときは、関係者に聞くことになります。聞く順番は、連絡の取りやすさと、情報を持っていそうな度合いで決めます。

相手 聞くこと 持っていそうな情報
元の担当者 管理画面のURL、ID、登録メールアドレス、パスワードの保管場所 ほぼ全て(本人が最も詳しい)
制作会社 管理画面の管理者アカウントの再発行、サーバー・ドメインの契約者 制作時の初期ID・設定、保守契約の有無
サーバー会社 契約者名義、登録メール、管理画面の復旧機能の使い方 契約者本人にだけ回答できる契約情報
ドメイン会社 ドメインの契約者、登録メール、更新日 ドメインの管理情報

元の担当者に聞くときのコツ

退職した方に連絡するのは気が引けるかもしれません。ただ、聞くことは「情報の場所」だけで、とても簡単な依頼です。業務上の引き継ぎとして、丁寧に依頼すれば断られにくいと思われます。

  • 聞くのは「ID・パスワードそのもの」より「どこに保管してあるか」にする(メール等で平文の送付を避けるため)
  • 退職後の対応は、会社として謝礼や費用の取り決めを先に決めておく(個別の扱いは就業規則や社内規定を確認)
  • 連絡は会社の代表者名で行い、記録を残す

退職者の引き継ぎ全般は、Web担当者が辞めたときに社長がやることで詳しく整理しています。あわせてご覧ください。

制作会社への依頼文の例

次の文面を、そのままメールで送ることができます。会社名などを書き換えてお使いください。

依頼文の例(制作会社あて)

件名:ホームページ管理画面のログイン情報の再確認のお願い

○○株式会社 ご担当者様。いつもお世話になっております。株式会社△△ 代表の□□です。

貴社で制作いただきました弊社ホームページ(https://example.co.jp/)について、担当者の退職により、管理画面のログイン情報が社内で確認できなくなりました。

つきましては、次の3点をご教示、またはご対応いただけますでしょうか。(1)管理者アカウントの登録メールアドレスの確認(2)パスワード再設定のご対応と、その際の費用・所要日数(3)サーバー・ドメインの契約者名義と契約先

なお、弊社は契約者として本人確認書類のご提出も可能です。お手数ですが、ご返信をお願いいたします。

サーバー会社・ドメイン会社に聞くとき

サーバー会社やドメイン会社は、契約者本人にしか情報を教えません。社内で契約者名義を確認してから連絡してください。名義が会社であれば、会社の登記事項証明書や担当者の本人確認書類を求められることがあります。

  • 問い合わせ時は、契約者名・契約中のドメイン名・登録メールアドレスを手元に
  • 電話ではなく、まず問い合わせフォームやチケット機能で記録を残す
  • 「パスワードを教えてほしい」ではなく「再設定の方法を知りたい」と聞く(会社はパスワードそのものを保管していないことが多いため)

注意|契約者が「個人名」や「制作会社名」になっていないか

サーバーやドメインの契約者が、退職した担当者の個人名や、制作会社の名義になっている例があります。その場合、御社が自由に手続きできないことがあります。まず名義を確認し、必要なら名義変更の方法を契約先に尋ねてください。

セクションのまとめ

元担当者には「保管場所」を、制作会社には「再発行と契約者名義」を、サーバー会社・ドメイン会社には「契約者名義と復旧方法」を聞きます。依頼は文書で残しましょう。

取り戻す手順|再設定メールからサーバー復旧まで

管理画面に入れないときの進め方(上から順に)手順1 社内を探す契約書・請求書・メール・ブラウザ保存を確認手順2 再設定メールを試す「パスワードをお忘れですか」から登録アドレスへ手順3 元の担当者・制作会社に聞く依頼文を送り、再設定または情報提供を頼む手順4 サーバー会社の画面から復旧契約者本人として管理画面の再設定機能を使う手順5 専門家に相談上記で足りないとき。見積と契約内容を確認してから依頼

上の図の順に、できそうなところから進めます。手順1・2は、社内で試せる内容です。手順3以降は、外部の方に頼みます。

手順1・2:登録メールで再設定を試す

WordPress のログイン画面には、「パスワードをお忘れですか?」という文字があります。これを押して、ユーザー名またはメールアドレスを入れると、登録されたメールアドレスに再設定の案内が届きます。

確認すること 見つかったとき 見つからないとき
登録メールが現在も使えるか 案内メールの手順で新しいパスワードを設定 手順3以降へ(登録メールの書き換えは制作会社等に依頼)
迷惑メールフォルダにも届いていないか 受信できれば再設定が可能 別のアドレスを試すか、手順3以降へ
退職者の個人アドレスで登録されていないか 本人に連絡し、再設定を依頼 会社の代表アドレスに切り替える作業を依頼

ログイン画面は同じアドレスで何度も失敗すると、一時的に入れなくなる設計のものもあります。入力は数回までにして、落ち着いて進めるのが安全です。

手順3:制作会社に再発行を頼む

制作会社が管理画面の設定や、サーバーへの接続情報を持っていることは多いです。保守契約があれば無料のこともあります。保守契約が無い場合は、作業費がかかるのが一般的です。

制作会社と連絡が取れないときは、ホームページの制作会社と連絡が取れないときの対処を参考に、ドメインとサーバーの契約者から確認を進めてください。

手順4:サーバー会社の管理画面から復旧する

サーバーの契約者が自社であれば、サーバー会社のログイン画面から自社でログインできます。そこから、WordPress の管理を助ける機能が使える場合があります。

  • サーバー会社の会員画面に入る(会員IDの再設定は、サーバー会社の公式案内に従う)
  • 契約中のサーバーの一覧から、対象のドメインを選ぶ
  • 「WordPress管理」「ファイル管理」「データベース」などの項目を確認する
  • 管理者パスワードを書き換える機能があれば、公式のヘルプの手順で変更する

サーバー会社により、画面の名称や機能が違います。操作は難しい場合もあります。分からない箇所は無理に触らず、サーバー会社のサポートに「管理者のパスワード再設定の方法」を問い合わせるほうが安全です。

注意|データベースやファイルを直接いじる操作は専門家に

サーバーの画面から直接データを書き換える方法もありますが、手順を誤ると、ホームページ全体が表示されなくなるおそれがあります。社内の担当者が不慣れな場合は、自分で行わず、専門家に任せてください。

手順5:専門家に相談する

手順1〜4で解決しない場合は、第三者の専門家に頼みます。依頼前に、次の項目を必ず確認してください。

確認する項目 理由
見積書(作業内容・金額・期間)をもらえるか 後から金額が増える、といった行き違いを避けるため
作業前にバックアップを取ってくれるか 万一の不具合から、元に戻せるようにするため
作業後に渡される情報の範囲 新しいIDとパスワードを、社長か指定した担当者が受け取れるか
作業の記録と報告があるか 何を変更したかを後から確認できるようにするため
会社の実在と連絡先(所在地・電話・契約書面) 連絡が取れなくなるリスクを避けるため

セクションのまとめ

再設定メール、制作会社、サーバー会社、専門家の順に進めます。画面を触るのが不安なときは、無理せず窓口に「再設定の方法」を問い合わせましょう。

費用と期間の目安|幅と、その理由

誰に頼むかで、費用と待ち時間は大きく変わります方法費用の目安期間の目安自分で再設定メール0円数分〜1日制作会社・元担当者無料〜数万円程度数日〜2週間程度サーバー会社の画面で復旧0円〜数千円程度数日〜1週間程度専門業者に依頼数万円程度が目安数日〜数週間いずれも幅のある目安です。実際は契約内容と状況で変わるため、必ず見積で確認してください。

費用と期間は、状況で大きく変わります。次の表は、一般的な目安です。公的機関の統一料金があるわけではなく、会社により異なります。必ず見積で確認してください。

方法 費用の目安 期間の目安 幅が出る理由
登録メールで自分で再設定 0円 数分〜1日 メールが受け取れれば、その場で終わるため
元担当者に保管場所を聞く 0円(謝礼の取り決めは別) 数日 相手の連絡の取りやすさによる
制作会社に再発行を依頼 無料〜数万円程度 数日〜2週間程度 保守契約の有無、作業が簡単か調査が必要か
サーバー会社の機能で復旧 0円〜数千円程度 数日〜1週間程度 契約者の確認、本人確認書類のやり取りの有無
専門業者に復旧を依頼 数万円程度が目安 数日〜数週間 原因の調査量、バックアップの有無、サイトの規模
作り直し(最終手段) 数十万円以上になることも 1〜3か月程度 サイトの規模・ページ数・デザインの要望

ポイント|「作り直し」を勧められたら、いったん立ち止まる

管理画面に入れないだけなら、作り直さずに復旧できることが多いです。作り直しを提案されたときは、「復旧する方法は検討したか」を必ず確認してください。他の1社に見積を取る「相見積」も有効です。

期間が延びやすい3つの場面

  • 契約者が個人名や制作会社名で、本人確認や名義変更が必要になる場合
  • 登録メールのアドレスが無効で、郵送や書面でのやり取りが必要になる場合
  • 制作会社が廃業・連絡不通で、サーバー会社側の手続きに頼る場合

こうした場合は、数週間かかることもあります。急ぎの更新(休業のお知らせなど)がある場合は、管理画面の復旧と並行して、別の方法でお知らせを出すことも検討してください。

例:従業員30名の製造業A社(架空)

A社では、5年前にホームページを作った担当者が退職し、管理画面のパスワードが分からなくなりました。社長は経理の支払記録から、サーバー会社の名前を見つけました。サーバー会社に契約者として問い合わせたところ、本人確認を経て、管理画面の再設定方法の案内を受けられました。

このように、支払いの記録→契約先→復旧、の順に進めると、制作会社に頼らなくても解決する場合があります。ただし、これはあくまで一例で、全ての会社に当てはまるわけではありません。

セクションのまとめ

費用は無料〜数万円程度、期間は数分〜数週間が目安です。契約者名義と登録メールの状況で大きく変わります。作り直しの前に、必ず復旧の可能性を確かめてください。

制作会社が応じないとき・連絡が取れないとき

制作会社が対応してくれない、あるいは会社自体が無くなっているケースもあります。その場合でも、取れる手段はあります。

状況 まずやること 次の手段
返信がない 文書(メール+郵送)で再度依頼し、日付を記録 サーバー会社・ドメイン会社に契約者として直接確認
「追加料金が必要」と言われた 作業内容と金額の内訳を書面でもらう 他社の見積と比べる(相見積)
「契約が切れている」と言われた 納品時の契約書で、保守・管理の範囲を確認 契約書の内容を見て、必要なら専門家に相談
会社が廃業・連絡不通 サーバー・ドメインの契約者が誰かを確認 契約者が御社でなければ、契約先へ名義の相談

制作会社を替えたい場合は、ホームページの制作会社を変えたいときの進め方もご参照ください。引き継ぎ時に、管理画面の情報を必ず受け取るようにしておくと、同じ事態を防げます。

ドメインやサーバーの更新を忘れると、ホームページ自体が表示されなくなるおそれがあります。管理画面に入れない間も、ドメインの更新を忘れるとどうなるかやレンタルサーバーの選び方と契約確認の基本で、契約の更新日だけは確認しておくと安心です。

セクションのまとめ

制作会社が応じなくても、契約者が御社なら、サーバー会社やドメイン会社から直接手続きを進められる場合があります。記録を残しながら、冷静に進めましょう。

やってはいけないこと|NOT TO DO

急いでいるときほど、次のような対応をしてしまいがちです。トラブルを大きくしないために、避けたい行動を整理します。

やってはいけないこと なぜ避けるのか 代わりにやること
SNSや検索で見つけた「ログイン代行」業者にすぐ依頼する サーバー情報を渡すと、悪用・乗っ取り・データ流出のおそれがある 契約書面と見積があり、実在が確認できる会社だけを比べる
前担当者の共有アカウントを、そのまま使い回す 誰が何を変更したか追えず、退職者が入れる状態が残る 社長が把握できる専用アカウントを新しく作る
パスワードをメールやチャットに平文で書いて送る 誤送信や転送で漏れるおそれがある パスワード管理の仕組みを使い、保管場所だけ伝える
何度もパスワードを試してロックさせる 一時的にログインできなくなり、復旧が遅れる 数回で止め、再設定の機能を使う
サーバーのデータを自己判断で書き換える 誤ると、サイトが表示されなくなる バックアップを取った上で、専門家に任せる
古いプラグインや、怪しいツールを入れて解決しようとする セキュリティの穴になるおそれがある 公式の手順だけを使う

注意|費用の「全額先払い」と「成功報酬の曖昧さ」に注意

連絡先が携帯番号だけ、所在地が分からない、見積書が出ない、といった業者は避けてください。契約前に、作業範囲と費用、渡される情報を書面で確認することが大切です。

AIは、どこまで使えるか

ChatGPT などの AI は、依頼文の下書きや、サーバー会社への質問文の整理に役立ちます。一方で、ログイン情報そのものや、契約者の個人情報を AI の入力欄に書き込むのは避けてください。AIは「文面づくりの補助」として、人が最終確認する形が安全です。

セクションのまとめ

急いで怪しい業者に頼まないこと、共有アカウントの使い回しを続けないことが大切です。判断に迷ったら、書面と見積が出る相手に絞って比べましょう。

今後のために|管理表と担当者へのチェックリスト

管理画面を取り戻したら、同じことが起きないよう、情報を「社長が把握できる形」にしておきます。紙1枚の管理表で十分です。

管理表に書いておく6項目(担当者に渡す紙1枚)ドメインの管理会社と契約者名サーバー会社と契約者名管理画面のURLと管理者のメールアドレスログインID(パスワードは別の安全な場所に)制作会社・保守担当者の連絡先更新日・支払方法・最終確認日
項目 書く内容 メモ(記入例)
ドメイン 管理会社名、契約者名、更新日、支払方法 契約者は会社名義になっているか
サーバー 会社名、契約者名、更新日、支払方法 メールも同じサーバーか
管理画面 URL、管理者の登録メールアドレス、ID パスワードは別の安全な場所で管理
制作・保守 会社名、担当者名、連絡先、保守契約の有無 契約書の保管場所
社内の責任者 社長が指名した担当者と、その代理 退職・異動時の引き継ぎ先
確認日 最終確認日(年1回以上) 次回確認予定

担当者に渡すチェックリスト

次の項目を、担当者に渡してください。社長自身が操作する必要はありません。

  1. ドメインの契約者が、会社名義になっているか確認する
  2. サーバーの契約者が、会社名義になっているか確認する
  3. 管理画面の管理者メールを、個人のアドレスから会社の共有アドレスに変更する
  4. 管理画面の管理者を、社長が把握できる形で最低2名に増やす(共有の使い回しをしない)
  5. パスワードの保管場所を決め、社長に「場所だけ」を報告する
  6. 制作会社・保守担当者の連絡先と、保守契約の範囲を書き出す
  7. ドメイン・サーバーの更新日を、カレンダーに登録する
  8. 年に1回、管理画面に実際にログインできるか確認する

事業承継や代替わりの場面では、これらの情報が特に重要になります。ホームページの事業承継も、後継者への引き渡し情報の整理に役立ちます。

管理表の作り方や、相談先で迷う場合は、ホームページの相談はどこにする?も参考になります。

セクションのまとめ

管理表は紙1枚で十分です。契約者名義、管理者の登録メール、更新日、連絡先の4つを揃えれば、次の担当者交代でも慌てずに済みます。

よくある質問(FAQ)

管理画面のパスワードを忘れたら、どうすればよいですか。

まずログイン画面の「パスワードをお忘れですか」から、登録済みのメールアドレスに再設定の案内を送る方法を試します。そのメールを受け取れない場合は、制作会社やサーバー会社に相談する流れになります。

制作会社が見つからない場合でも、管理画面に入れますか。

サーバーの契約者が自社であれば、サーバー会社の管理画面から復旧できる場合があります。契約者が制作会社名義だと、本人確認や名義の手続きが必要になり、時間がかかることがあります。

管理画面の復旧には、いくらくらいかかりますか。

自社で再設定できれば0円です。制作会社や専門業者に頼む場合は、無料から数万円程度までと幅があります。作業内容と契約状況で変わるため、依頼前に見積を取ることをおすすめします。

ネットで見つけた「ログイン代行」業者に頼んでもよいですか。

おすすめしません。依頼するとサーバーやドメインの情報を渡すことになり、悪用や乗っ取りのおそれがあります。契約内容と実績が確認できる会社に限り、見積と契約書面を取ってから検討してください。

ログインできないまま放置すると、どうなりますか。

すぐに公開中のホームページが消えるわけではありません。ただ、情報の更新や、システムの更新ができなくなります。ドメインやサーバーの更新漏れにも気づきにくくなるため、早めの確認が安心です。

管理画面のIDとパスワードは、社長が持つべきですか。

社長が全部を覚える必要はありません。ただし、どこに保管され、誰が管理しているかは、社長が把握しておく必要があります。契約者が会社名義であることの確認も大切です。

相談の入口

管理画面に入れない状況は、会社ごとに事情が違います。契約書や支払いの状況をうかがい、誰に何を頼むべきかを一緒に整理します。

無料相談

状況を整理したいだけの段階でも構いません。無料診断もご利用いただけます。

この記事の執筆者

webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

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