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年末年始の営業時間をGoogleマップに正しく出す方法|特別営業時間の設定と確認

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Googleビジネスプロフィール / MEO公開日

年末年始の営業時間をGoogleマップに正しく出す方法|特別営業時間の設定と確認

年末の店先の休業案内とスマホの地図画面のイメージ

この記事の要点

年末年始の営業時間をGoogleマップに正しく出すには、Googleビジネスプロフィールの「特別営業時間」を、休みに入る前に日付ごとに入れます。入れ忘れると、休みの日に「営業中」と見えてしまい、来店客の空振りや悪い口コミにつながります。作業は1店舗あたり10〜20分程度が目安です。社長は担当者に、この記事のチェックリストを渡せば足ります。

年末が近づくと、「うちの休みはお客様に伝わっているだろうか」と気になる社長は多いのではないでしょうか。看板や店頭の貼り紙は気を配っていても、スマホの地図の表示までは見ていない、というお店は少なくありません。

いまは、お店を探すときにまずGoogleマップを開き、そこに出ている営業時間を信じて出かける方がほとんどです。地図の表示が実態とずれていると、お客様は「閉まっている店に行ってしまった」という経験をします。

この記事では、60代以上の社長が「何を・いつまでに・誰に任せるか」を決められるように、次の順で整理します。画面の操作は担当者向けの章にまとめました。

  • 年末年始の営業時間を地図に出す仕組み(特別営業時間とは何か)
  • 入れ忘れたときに起きること(来店客の空振り・口コミ)
  • 担当者に渡すチェックリストとスケジュール
  • ホームページの「お知らせ」との役割分担
  • よくある失敗と、やってはいけないこと

最初に結論:社長が決めること3つと、担当者の作業

細かい操作の前に、全体像を表にします。社長が決めるのは「日程」と「担当者」と「確認日」の3つだけです。操作そのものは担当者に任せて問題ありません。

区分 内容 目安
社長が決めること 年末年始の休み・短縮営業の日程(何日から何日まで休むか) 11月下旬まで
社長が決めること Googleの情報を触る担当者と、確認する日 11月下旬まで
社長が決めること ホームページの「お知らせ」を出すかどうか 12月上旬まで
担当者の作業 Googleビジネスプロフィールに特別営業時間を入力 1店舗あたり10〜20分が目安
担当者の作業 スマホの地図で実際の表示を確認し、画面を保存 5〜10分が目安
担当者の作業 年明けに表示が元に戻ったか確認 5分が目安

「Googleビジネスプロフィール」とは、Googleマップや検索結果に出るお店の情報(住所・電話番号・営業時間など)を、お店側が管理する無料の仕組みです。略してGBPと呼ばれます。まだ登録していない場合は、Googleビジネスプロフィールの登録方法の記事を先にご覧ください。

ポイント

日程さえ決まっていれば、入力作業そのものは短時間で終わります。遅れる原因の多くは、操作の難しさではなく、「誰がやるか」と「日程の確定」が決まっていないことです。

セクションのまとめ:社長が決めるのは日程・担当者・確認日の3つ。入力と確認は担当者に任せられます。

入れ忘れるとどうなるか:来店客の空振りと悪い口コミ

特別営業時間を入れ忘れた場合に起きることを、順に見ていきます。不安をあおるつもりはありませんが、「何が起きうるのか」を知っておくと、作業の優先度を判断しやすくなります。

12月31日にお店を休むのに、地図ではこう見えてしまう(例)特別営業時間を入れ忘れた場合通常どおり営業中と表示(営業時間は平日と同じまま)お客様は安心して来店シャッターが閉まっている悪い口コミ・信頼の低下につながるVS特別営業時間を入れた場合12月31日は休業日と表示(1月4日から通常営業)お客様は日程を変えて来店空振りの来店がなくなる「きちんとした店」という印象が残る

起きること1:休みの日に「営業中」と表示される

Googleマップには、登録してある通常の営業時間が表示されます。たとえば「月〜土の9時から18時」と登録していれば、12月31日が土曜日にあたる年は、休みのつもりでも「営業中」と見えてしまう可能性があります。

お客様は、お店の事情を知りません。地図に出ている情報がすべてです。

起きること2:来店客が空振りして、信頼が下がる

遠方から時間をかけて来たお客様が、閉まっているお店の前に立つことになります。事前に電話で確認する方は一部にとどまり、多くの方は地図の表示を信じて出かけます。

一度の空振りでも、「あの店は当てにならない」という印象が残ります。次の来店の機会を失うことは、売上の数字以上に痛手になりやすいところです。

起きること3:悪い口コミが付くことがある

空振りしたお客様の一部は、Googleマップに口コミを書きます。「営業中と出ていたのに閉まっていた」という内容です。口コミは長く残り、新しくお店を探す方の目にも触れます。

こうした口コミが付いてしまった場合の返信の考え方は、Googleの悪い口コミへの返信の書き方で詳しく扱っています。ただ、返信で取り戻すより、最初から防ぐほうが手間は小さくて済みます。

影響の大きさは業種で違う

業種の例 入れ忘れの影響 優先度の目安
飲食店・小売店 飛び込みの来店が多く、空振りがそのまま口コミにつながりやすい 高い
美容室・整体など予約制の店 電話やネット予約で気づく方も多いが、地図だけで来る方もいる 中〜高
工務店・設備工事などの事務所 来店は少ないが、電話の問い合わせ時間の目安として見られる 中
士業・事務所(予約制) 来所は予約が中心。ただし電話がつながらない時間の目安になる 中

注意

口コミの書き込みは、お客様の自由です。入れ忘れがあったからといって必ず悪い口コミが付くわけではありません。「付く可能性がある状態を放置しない」という考え方で、落ち着いて準備すれば十分です。

セクションのまとめ:入れ忘れの影響は、表示のずれ→空振り→口コミという順に大きくなります。防ぐ作業は短時間です。

特別営業時間とは何か:通常の営業時間との違い

ここでは、仕組みを社長が一言で説明できるようにします。用語は「特別営業時間」と「通常の営業時間」の2つだけ覚えれば足ります。

項目 通常の営業時間 特別営業時間
役割 毎週くり返す基本の営業時間 特定の日だけ通常と違う営業時間(休業を含む)
例 月〜土 9:00〜18:00 12月29日〜1月3日は休業、12月28日は15:00まで
入れ替え 実態が変わったときに直す 期間が終わると通常の営業時間に自動で戻る仕組み
入れる時期 開業時・変更時 休みや短縮の前(余裕をもって)

Googleの公式ヘルプでは、この機能を「特別営業時間」という名前で案内しています。祝日や年末年始など、通常と違う日の営業時間を日付ごとに登録できます。画面上の名称や場所は、時期によって変わることがありますので、迷ったときはGoogleのヘルプで「特別営業時間」を検索すると確認できます。

通常の営業時間を変えてはいけない理由

年末年始だけ休むのに、通常の営業時間そのものを書き換えてしまうと、年明けに元へ戻す作業が必要です。戻し忘れると、1月以降もずっと間違った時間が表示されます。

特別営業時間は日付を指定して登録するため、期間が過ぎれば通常の営業時間の表示に戻ります。戻し忘れの心配が小さくなる点が、この機能を使う大きな利点です。

ポイント

「年末年始だけの変更は特別営業時間」「ずっと変わる変更は通常の営業時間」と使い分けます。迷ったら、担当者にこの一文を伝えてください。

「休み」と「短縮」と「時間帯が分かれる日」の考え方

  • 休業日:その日は営業しない。特別営業時間で「休業」として登録する
  • 短縮営業:その日は営業するが、いつもより早く閉める。開店・閉店時刻を登録する
  • 時間帯が分かれる日:昼休みを挟む場合など。登録の画面で、時間帯を複数入れられる場合があります
  • 長期の休業・移転:特別営業時間では足りないことがあります。この場合は、情報の変更手順を確認してください

長期の休業や移転、閉店のように、年末年始の数日間では済まないケースは、手順が少し異なります。情報の修正全般はGoogleマップの情報を修正する方法にまとめています。

セクションのまとめ:特別営業時間は「特定の日だけ違う時間」を登録する機能で、通常の時間を壊さずに済みます。

担当者に渡すチェックリスト:特別営業時間の入れ方

この章は、社長ご自身が操作するためのものではありません。担当者(またはお店のスタッフ)に、そのまま渡して使っていただく想定で書いています。以下の画面は2026年10月時点の例です。表示や名称は変わる場合があります。

担当者に渡す5つの確認事項(年末年始前)年末年始の休み・短縮の日程を社内で確定する11月下旬までに通常営業時間が今の実態と合っているか確認する先に直しておく特別営業時間を日付ごとに入力する12月上旬までにスマホの地図アプリで実際の表示を確認する入力した当日中に年明けに表示が元に戻ったか確認する1月の営業再開後

事前に準備するもの

  • Googleビジネスプロフィールの管理に使えるGoogleアカウント(オーナー権限があるもの)
  • 休みと短縮の日程(日付と時刻を、紙かメモに書き出したもの)
  • スマホ(地図の表示確認用)

管理者の権限が分からない、または前任者のアカウントでしか入れない、という場合は、オーナー確認ができないときの対処法を先に確認してください。年末の直前に権限の問題が見つかると、間に合わなくなる恐れがあります。

入力の手順(画面の例)

  1. Googleで自分のお店の名前を検索し、管理画面(「プロフィールを編集」など)を開く
  2. 「情報」または「営業時間」の項目を選ぶ
  3. 「特別営業時間」(または「祝日の営業時間」などの表記)の項目を探す
  4. 休みの日付を選び、「休業」にする。短縮の日は開店・閉店の時刻を入れる
  5. 年末年始の期間にあたる日を、1日ずつ漏れなく登録する
  6. 「保存」または「適用」を押して、画面の保存表示を確認する

画面によっては、日付を選ぶカレンダーが出ます。「12月29日から1月3日まで」のように期間をまとめて指定できる場合と、1日ずつ入れる場合があります。その場でできる方法を選んでください。

入力後に必ずやる確認

  • スマホの地図アプリで、お店の名前を検索する
  • 営業時間の表示を開き、休業日・短縮日が正しく出ているか見る
  • 表示の画面を保存(スクリーンショット)して、社長に共有する
  • パソコンの検索結果での見え方も、可能なら確認する

保存した直後は、地図の表示にまだ反映されていないことがあります。反映までに時間がかかる場合があるため、すぐに出なくても慌てず、翌日にもう一度確認する運用にしておくと安心です。

担当者に渡す依頼メモの例

依頼メモ(例)

件名:Googleマップの年末年始の営業時間について。内容:12月29日から1月3日まで休業、12月28日は15時までの短縮です。12月10日までにGoogleビジネスプロフィールの「特別営業時間」へ登録してください。登録後は、スマホの地図の表示画面を保存して、私に送ってください。1月5日に、表示が元に戻っているかの確認もお願いします。

上の例は、日付を入れ替えれば、そのまま使える形にしてあります。社長がこのメモを一度渡せば、翌年以降も担当者が同じ手順で動けます。

セクションのまとめ:担当者には、日程・期限・確認方法の3つを書いたメモを渡せば足ります。

いつやるか:年末年始前のスケジュール

「前もって入れておく」と言っても、いつまでにやればよいのか迷うところです。ここでは、目安のスケジュールを示します。日付は一例ですので、お店の休みに合わせてずらしてください。

年末年始前から年明けまでの流れ(目安)111月下旬日程を決める休みと短縮日を社内で確定212月上旬入力する特別営業時間を登録312月中旬確認して知らせる地図の表示とお知らせを確認41月元に戻す再開後に表示を再確認

時期の目安 やること 担当
11月下旬 休みと短縮の日程を決める。担当者を決める 社長
12月上旬 特別営業時間を入力する 担当者
12月中旬 地図の表示を確認する。ホームページのお知らせを出す 担当者・社長
休みに入る直前 表示に間違いがないか、もう一度見る 担当者
1月の営業再開後 通常の表示に戻っているか確認する 担当者

入力を早めにしておく利点は、見落としに気づく時間が生まれることです。直前に入力すると、反映の遅れや入力ミスがあったとき、直す余裕がありません。

ポイント

「休みの前日」ではなく、「休みの2〜3週間前」を入力の目安にします。早く入れて困ることは、ほとんどありません。

日程が決まらない場合の考え方

取引先の都合などで、休みの日程がぎりぎりまで決まらないこともあります。その場合は、決まっている部分だけ先に入力し、変更が出たら直す、という運用でも問題ありません。

一度入れた特別営業時間は、あとから修正できます。「完璧に決まってから」ではなく、「決まった部分から」入れる、という進め方をおすすめします。

セクションのまとめ:入力の目安は休みの2〜3週間前。日程が未確定でも、決まった分から入れておけます。

ホームページの「お知らせ」との役割分担

年末年始の案内は、Googleマップだけでなく、ホームページの「お知らせ」にも出すお店が多いと思います。この2つは役割が違うため、どちらかだけでは足りません。

比べる点 Googleマップ(GBP) ホームページの「お知らせ」
お客様が見る場面 お店を探す・地図で場所を確かめるとき お店の名前で調べて、公式サイトまで来たとき
向いている情報 営業日・営業時間・電話番号などの短い事実 休みの理由、予約の締め切り、注文の受付日などの詳しい説明
書ける量 少ない(日付と時刻が中心) 多い(理由・お願い・代替案も書ける)
更新の手間 数分。スマホからも可能 サイトの更新ができる人が必要
届く人 初めて探す方も含め、広く届く すでにお店を知っている方に届く
入れ忘れの影響 来店客の空振り 問い合わせの混乱、予約の取りこぼし

おすすめの分担

  • Googleマップ:営業しない日と、時間が変わる日を正確に出す(これが最優先)
  • ホームページ:休みの案内文、予約や注文の締め切り、緊急時の連絡先を書く
  • 電話の自動音声や、店頭の貼り紙:同じ日程を、同じ文言で伝える

最も大事なのは、3か所の日程が食い違わないことです。地図には「1月3日まで休業」と出ているのに、ホームページには「1月4日まで」と書いてある、というずれは、お客様を迷わせます。

日程が決まったら、まず1枚のメモに書き出し、地図・ホームページ・貼り紙に同じ内容を反映する、という順にすると食い違いを防げます。お知らせの出し方や更新の頻度については、ホームページの更新頻度の考え方も参考になります。

ポイント

地図は「短く正確に」、ホームページは「丁寧に詳しく」。役割を分けると、どちらにも手間をかけすぎずに済みます。

セクションのまとめ:地図は営業日と時間を正確に、ホームページは理由とお願いを詳しく。日程は全箇所で一致させます。

自社でやる?任せる? 社長の判断軸

特別営業時間の入力は、簡単な作業です。ただし、「誰がやるか」を曖昧にすると、毎年入れ忘れが起きます。判断の軸を表にしました。

状況 おすすめ 理由
店舗が1〜2か所で、社内にスマホ操作ができる人がいる 自社でやる 作業が少なく、日程の変更にもすぐ対応できる
担当者がいるが、Googleの権限が前任者のまま まず権限を整理してから自社で 権限が不明だと、直前に入力できなくなる
店舗が多い(複数店舗) 外部に任せる、または一括管理の仕組みを検討 1店舗ずつの入力は手間が増え、漏れやすい
Googleの情報管理を誰も見ていない 専門家に初回の整備だけ相談 体制づくりが先。入力は後からでもできる

今やる・後でよい・やってはいけない

区分 内容
今やる 日程の確定、担当者の決定、特別営業時間の入力、スマホでの表示確認
後でよい 口コミ返信の文面づくり、写真の追加、ホームページ全体の見直し
やってはいけない 直前の入力、通常営業時間の書き換え、確認なしの放置

自社に任せる場合でも、年に一度のチェックリストを紙にして、事務所に貼っておくと便利です。社長の頭の中だけにあるルールは、担当者が変わった年に消えてしまいます。

お店の集客全体の中で、Googleマップの情報をどう位置づけるかは、MEO(Googleマップでの表示対策)とはで整理しています。店舗型の集客の全体像は店舗の集客を増やす考え方も参考にしてください。

セクションのまとめ:店舗が少なければ自社で、権限や体制が不明なら先に整えてから。担当者の名前を決めることが第一歩です。

架空の事例:入れ忘れた年と、準備した年の違い

ここでは、実在の会社ではなく、分かりやすく作った架空の例で考えます。

架空のA店:入れ忘れた年

架空の食事処A店(従業員8名)は、12月30日から1月4日まで休みです。店頭には貼り紙を出しましたが、Googleマップには何も入力しませんでした。

大みそかの昼、地図に「営業中」と出ていたため、遠方から来たお客様が数組訪れました。閉まっている店の前で帰られ、そのうちの一人は「営業中と出ていたのに閉まっていた」という口コミを書いたとします。

年明けにこの口コミに気づいた店主は、お詫びの返信を書きました。しかし、口コミは残り、新しく探す人の目にも触れる状態になりました。

架空のB店:準備した年

架空の美容室B店(従業員5名)は、11月に日程を決め、担当のスタッフが12月上旬に特別営業時間を入力しました。入力後は地図の表示画面を保存し、社長に共有しています。

ホームページには、休みの案内と、年内の最終予約日を書いたお知らせを載せました。地図・ホームページ・店頭の貼り紙は、同じ日程で揃えてあります。

B店では、休みに入ってからも「いつからいつまでお休みですか」という問い合わせが減ったと想定できます。担当者の作業は、全体で30分程度でした。

比べる点 A店(入れ忘れ) B店(準備した)
作業の時間 なし 合計30分程度
休み中の来店客の空振り 起きる可能性が高い 起きにくい
口コミへの影響 悪い口コミが付く可能性 影響は小さい
年明けの対応 お詫びの返信・原因の確認 表示の確認のみ

2つの例の差は、日程の確定と入力という、数十分の準備だけです。やるべきことは少なく、判断も難しくありません。

セクションのまとめ:架空の例でも、差を分けるのは数十分の準備です。社長は日程を決め、担当者に渡すだけです。

反映されない・間違って出るときの確認ポイント

入力したのに、スマホの地図で思ったとおりに表示されないことがあります。慌てず、次の順に確認してください。

症状 考えられる原因 確認すること
入力したのに地図に出ない 反映に時間がかかっている 数時間〜翌日に、もう一度確認する
別の日が休業になっている 日付の選び間違い 管理画面で、登録した日付を一覧で確認する
通常の時間のままに見える 特別営業時間の保存がされていない 保存の表示が出たか、画面を見直す
お店が重複して出ている 同じお店が複数登録されている 管理画面で、どれが自社のものか確認する
管理画面に入れない オーナー権限の問題 権限の確認手順を調べる(前述の記事参照)

同じ住所に似たお店の情報が複数出る場合や、お客様が登録した情報が優先される場合もあります。画面に「提案された編集」のような表示が出ていないかも、あわせて確認してください。

注意

Googleの表示や反映の仕組みは、時期によって変わることがあります。「必ず何時間で反映される」とは言い切れません。余裕をもった日程で動くことが、最大の対策です。

年明けの確認も忘れずに

特別営業時間は、期間を過ぎれば通常の表示に戻る仕組みです。ただし、念のため、営業再開の日にスマホで表示を見ておくと確実です。

もし1月に入っても休業のままに見える場合は、期間の終わりの日付を見直してください。入力ミスの多くは、日付の選び間違いです。

セクションのまとめ:反映は即時とは限りません。翌日に再確認し、年明けにも一度見る運用にしておきます。

やってはいけないこと(NOT TO DO)5つ

ここでは、年末年始の準備でやりがちな失敗を5つにまとめます。「やること」より「やらないこと」を決めておくほうが、担当者は迷いません。

やってはいけないこと 理由 代わりにすること
1. 休みの前日に慌てて入力する 反映が間に合わず、ミスにも気づけない 2〜3週間前に入力する
2. 通常の営業時間を書き換える 年明けに戻し忘れ、ずっと誤表示になる 特別営業時間を使う
3. 入力して終わりにする 表示を見ていないと、入力ミスに気づけない スマホで表示を確認し、画面を保存する
4. 地図・ホームページ・貼り紙で日程を変える お客様が混乱する 日程を1枚のメモに揃えて、全箇所に反映する
5. 担当者を決めずに「誰かやるだろう」と任せる 毎年入れ忘れが起きる 名前と期限を決めて依頼する

どれも難しいことではありません。ただ、忙しい年末には「分かっているのに後回しにしてしまう」ことが起きやすいため、紙にして貼っておく工夫が役立ちます。

セクションのまとめ:直前入力・通常時間の書き換え・確認なし・日程のずれ・担当者不在。この5つを避けるだけで、失敗の大半は防げます。

AIを使うと楽になること、人が見るべきこと

文章を整えたり、チェック表を作ったりする作業は、AIが得意です。一方で、日付と時刻の正しさは、必ず人が最後に確認します。

作業 AIに任せられるか ひとこと
お知らせ文の下書き 任せられる 休みの理由やお願いを丁寧な文にしてくれる
担当者への依頼メモの作成 任せられる 日付を入れ替えれば、毎年使える
チェックリストの作成・更新 任せられる 画面の名称が変わったら、最新の表示に合わせて直す
日付・曜日・時刻の確認 人が必ず見る 曜日の取り違えが起きやすい
Googleの管理画面での入力 人が行う 権限のある人が、自分の手で入力する

AIへの依頼文の例

依頼文(例)

「当店は12月29日から1月3日まで休業します。お客様向けに、休みのお知らせを丁寧な文章で120字程度で書いてください。年内の最終受付日は12月28日です。」

AIが書いた文章は、そのまま使わず、日付・曜日・営業時間が自社の実態と合っているかを、必ず人の目で確認してください。AIは、お店の本当の休みを知りません。

セクションのまとめ:文章づくりはAIの得意分野ですが、日付と時刻の確認と、入力は人が責任をもって行います。

年末年始以外にも使える:他の休みと日頃の確認

特別営業時間は、年末年始だけの機能ではありません。年に数回ある「いつもと違う日」に、同じ流れで使えます。

場面 使い方
ゴールデンウィーク 連休中の休みや短縮を、休みの前に日付ごとに登録する
お盆休み 休業期間を登録。取引先のお盆休みと合わせて日程を揃える
臨時休業(設備点検・研修など) 決まり次第すぐに登録する。当日の急な休みは、早めに修正する
祝日の営業 祝日に営業するか休むかを登録する

年に何度も入力するのは大変に思えますが、一度手順ができてしまえば、毎回10〜20分の作業です。依頼メモを使い回せば、さらに短くなります。

日頃から確認しておきたい基本情報

  • 住所・電話番号・定休日が、最新の内容か
  • 通常の営業時間が、いまの実態と合っているか
  • 店名や、お店のホームページのアドレスが正しいか
  • 口コミに、営業時間に関する指摘が付いていないか

これらを年に1回、年末年始の準備のついでに見直す習慣をつけると、情報のずれによる取りこぼしを減らせます。

セクションのまとめ:特別営業時間は連休・お盆・臨時休業にも使えます。手順を一度つくれば毎回の負担は小さくなります。

よくある質問

社長や担当者からよく聞かれる疑問を、5つにまとめました。

Q. Googleマップの年末年始の営業時間は、いつまでに入れればよいですか?

休みに入る2〜3週間前までに入れておくと安心です。反映に時間がかかる場合があるため、直前の入力は避けたほうがよいでしょう。日程が確定していない場合は、決まった分から入力し、変更があれば修正する方法もあります。

Q. 特別営業時間と通常の営業時間は、どう使い分けますか?

通常の営業時間は毎週くり返す基本の時間、特別営業時間は年末年始など特定の日だけ違う時間です。年末年始の変更は特別営業時間に入れると、期間が過ぎれば通常の表示に戻るため、戻し忘れの心配が小さくなります。

Q. 入力したのに、スマホの地図に反映されません。どうすればよいですか?

反映までに時間がかかることがあります。数時間から翌日に、もう一度確認してください。それでも出ない場合は、保存が完了しているか、日付の選び間違いがないかを管理画面で見直します。Googleの仕組みは変わることがあるため、公式ヘルプの「特別営業時間」の案内もあわせてご確認ください。

Q. ホームページのお知らせだけでは足りませんか?

足りない場合が多いと考えられます。お客様はお店を探すとき、まず地図の表示を見ることが多いためです。地図には営業日と時間を短く正確に、ホームページには理由やお願いを詳しく、と役割を分けて両方に出すのがおすすめです。

Q. オーナー権限が分からず、管理画面に入れません。

前任者のアカウントで登録されていたり、権限が不明だったりするお店は少なくありません。年末の直前に問題が見つかると間に合わなくなるため、できるだけ早く、権限の確認手順を調べて進めてください。

まとめ:社長が今日決めること

年末年始の営業時間をGoogleマップに正しく出す作業は、日程を決め、担当者に渡せば短時間で終わります。社長ご自身が画面を操作する必要はありません。

  • 休みと短縮の日程を、11月下旬までに決める
  • 担当者の名前と期限(休みの2〜3週間前)を決める
  • Googleマップの特別営業時間と、ホームページのお知らせを、同じ日程で揃える
  • 入力後はスマホで表示を確認し、年明けにも一度見る

情報を整えること自体は地味な作業ですが、お店の信頼は、こうした小さな正確さの積み重ねでつくられます。落ち着いて、一歩ずつ進めてください。

セクションのまとめ:日程を決め、担当者に渡し、表示を確認する。この3つで、年末年始の地図の表示は整います。

相談の入口

Googleマップの情報整備や、担当者に渡すチェックリストづくりに迷う場合は、お気軽にご相談ください。まず状況をうかがい、自社でできる範囲と任せる範囲を一緒に整理します。

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執筆者

webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

本記事の画面の説明は2026年10月時点の例です。最新の操作は、Googleの公式ヘルプ(「特別営業時間」)をご確認ください。

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