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Googleマップの写真を削除・差し替える方法|自社の写真とお客様投稿の違い

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Googleマップの写真を削除・差し替える方法|自社の写真とお客様投稿の違い

スマートフォンでGoogleマップの店舗写真を差し替えるイメージ

この記事の要点

Googleマップに載っている写真のうち、自社が載せたものは自分たちで削除や差し替えができます。お客様が載せた写真は、自社では消せません。基準に当たるものだけ「報告」でき、消えるかどうかはGoogleの判断です。トップ写真は自社で指定できますが、表示はGoogleが決めます。

Googleマップで自社を検索したとき、思いがけない写真が出ていて驚いた、という声は少なくありません。古い外観、暗くて分かりにくい店内、別の会社の写真が混じっている、といった例です。

社長ご自身が見つけた場合でも、担当者から報告を受けた場合でも、最初に確認したいのは「その写真はだれが載せたのか」です。ここが分かれば、やることはほぼ決まります。

この記事では、自社の写真・お客様の写真・トップ写真の3つに分けて、対応の判断表をつくりました。操作の手順は「2026年10月時点の一般的な流れ」です。画面の表記はGoogle側の更新で変わることがあるため、細かい名称よりも考え方をお持ち帰りください。

なお、口コミ(文章の評価)の削除については別の記事で扱っています。写真と口コミでは、対象も窓口も違います。口コミについてはGoogleマップの口コミは削除依頼できる?消せる口コミと消せない口コミの見分け方をご覧ください。

結論:写真は「だれが載せたか」で対応が3つに分かれます

最初に全体像です。次の表は、写真の種類ごとに、自社でできること・できないこと・社長が決めることを並べたものです。

写真の種類 自社でできること 消えるか 社長が決めること
自社が載せた写真(オーナー投稿) 削除・差し替え・追加 自社で削除すればすぐ対応できる どれを残し、何を新しくするか
お客様が載せた写真 見る・報告する(基準に当たる場合) 自社では消せない。Googleが判断する 報告するか、放置して自社写真を増やすか
トップ(カバー)に出る写真 自社の写真を候補として指定 Googleが最終的に選ぶ どの写真を看板にするか
街の風景など地図サービス側の画像 写真メニューでは扱えないことが多い 別の窓口になる場合がある 担当者に任せるか、相談するか

その写真は、だれが載せたものですか写真の左下の投稿者名を見る自社(オーナー)自分たちで削除・差し替えできるお客様・一般の利用者自分では消せない基準に当たれば報告Googleが選んだ表示トップ写真などこちらで促す・待つ操作の前に「だれの写真か」を見分けるのが最初の一歩です

ポイント

「消せない写真」があるのは、お客様の写真もGoogleマップの公共の情報として扱われているためです。自社の店や会社を写したものでも、自社が好きに消せるとは限りません。この点を最初に知っておくと、気持ちが楽になります。

セクションのまとめ:まず投稿者を確認し、自社の写真は自分で、お客様の写真は基準を見て報告、トップ写真は指定してGoogleの判断を待つ、と整理します。

Googleマップの写真は、3つの出どころから集まっています

Googleマップ上の会社ページには、さまざまな人が載せた写真が混ざって並びます。出どころを知っておくと、対応の優先順位が付けやすくなります。

1. 自社(オーナー)が載せた写真

Googleビジネスプロフィール(Googleマップに会社の情報を出す無料の管理画面)から、会社側が追加した写真です。外観、店内、商品、スタッフ、メニューなどが当たります。

これは自社の管理下にあります。削除も追加も、管理画面から行えます。オーナー確認(その会社の持ち主だとGoogleに認めてもらう手続き)が済んでいることが前提です。

2. お客様や一般の利用者が載せた写真

来店したお客様が、口コミに添えたり、写真だけを追加したりしたものです。親切な気持ちで載せてくれる方が多く、会社の雰囲気が伝わる良い材料にもなります。

一方で、撮り方によっては会社の印象とずれることがあります。暗い写真、散らかった瞬間、古い看板などです。これらは、自社の側で一括して消すことはできません。

3. Googleが集めた・選んだ写真

トップに出る写真は、自社が指定した候補や、お客様の写真、検索の文脈などをふまえてGoogleが選ぶ仕組みです。いつも自社の指定どおりに出るとは限りません。

また、道路沿いの風景のように、地図サービス側の画像が見えることもあります。これは写真の管理画面とは別の扱いになることがあります。この記事の範囲では「別の窓口がある場合がある」とだけ押さえておけば十分です。

出どころ 見分け方の目安 対応の入口
自社 管理画面の「写真」に出ている。投稿者が会社名になっている 管理画面で削除・追加
お客様・一般 写真の投稿者名が個人のアカウント名になっている 写真メニューから報告
Google側 トップ写真、地図サービスの風景など 写真の指定、または別の窓口

セクションのまとめ:写真は自社・お客様・Google側の3つの出どころがあり、削除の自由度はそれぞれ違います。

自社が載せた写真を消す・差し替える(担当者に渡す手順)

自社の写真は、いちばん手を打ちやすい部分です。社長が自分で操作する必要はありません。次の流れをそのまま担当者に渡してください。

注意

以下は2026年10月時点の一般的な流れです。画面の表記や場所は変わることがあります。見つからないときは、Google公式のヘルプで最新の手順を確認してください。

削除の流れ

  1. Googleビジネスプロフィールに、オーナーのアカウントでログインします。
  2. 管理画面の「写真」(または「写真を追加」に近い名前の項目)を開きます。
  3. 「オーナーの写真」「お客様の写真」のように分かれている場合は、オーナー側の一覧を開きます。
  4. 消したい写真を選び、ごみ箱のマークなどの「削除」を押します。
  5. 数分から数日のあいだに、地図の表示が変わるのを確認します。

削除した写真が、すぐに地図から消えないことがあります。表示の更新に時間がかかる場合があるため、半日から数日ほどは様子を見てください。

差し替えの考え方

Googleの管理画面では、写真の「中身」を直接書き換える形ではなく、「新しい写真を足して、古い写真を消す」流れが一般的です。順番は、足してから消すほうが安全です。

先に消してしまうと、一時的に写真が少ない状態になります。新しい写真を載せ、表示を確認してから古い写真を消すと、ページが寂しくなる期間を避けられます。

どの写真を消すか、迷ったときの判断軸

迷う写真 消す?残す? 理由の目安
5年以上前の外観(看板や建物が変わっている) 消す(新しく撮り直す) 現地に来たお客様が迷うため
ピントがずれた写真・暗い写真 消す 第一印象を下げるため
旧ロゴ・旧メニュー・旧価格が写った写真 消す 誤解や行き違いのもとになるため
スタッフが退職した後の集合写真 本人の意向を確認して判断 写っている方への配慮が必要なため
少し古いが雰囲気が伝わる店内写真 残してよい(新しい写真を足す) 枚数の少なさのほうが損になる場合があるため

ポイント

写真が少なすぎる状態は、避けたいところです。消す枚数より「入れ替える枚数」を意識すると、見え方が崩れません。目安として、まず10枚前後を整えておくと、ページとして形になります。この枚数は絶対の基準ではありません。

写真を新しく入れるときの注意

  • 写真の大きさや形式には、Google側に目安があります(形式や容量、最小の大きさなど)。最新の条件は公式ヘルプで確認してください。
  • 人物が写っている場合は、本人に使ってよいと確認を取ってください。
  • お客様のお顔や車のナンバーなど、個人が特定できるものは写さない、または隠してください。
  • 加工しすぎた写真は、来店時の印象とずれるため避けてください。
  • 他社のサイトや雑誌の写真は使わないでください。権利の問題が生じます。

セクションのまとめ:自社の写真は管理画面から削除・追加ができます。先に新しい写真を足してから古い写真を消すと、見え方が崩れません。

トップ(カバー)の写真を自社の看板にする

Googleマップの会社ページで、最初に目に入る大きな写真がトップ写真です。ここで来店の印象が決まる、と言ってもよいほど大切な場所です。

自社で指定できるのは「カバー写真の候補」です。指定した写真が必ず表示される保証はありません。この点を理解したうえで、手を打ちましょう。

トップ(カバー)写真を差し替える流れ1自社の写真を3〜5枚えらぶ2管理画面で写真を追加する3カバーに指定する4数日〜数週間様子を見るカバー表示はGoogleが最終判断します。指定しても反映されない場合があります

カバー写真に向く写真・向かない写真

向く写真 向かない写真
明るい昼間の外観(入口が分かる) 夜に撮った暗い外観
看板と入口が一緒に写っている 看板が読めない遠景
清潔感のある店内・事務所の全景 物が散らかっている瞬間
主力商品やサービスの様子が分かる写真 文字だらけのチラシの写真
スタッフが自然に写っている写真(本人の了承あり) 集合写真で顔が小さすぎるもの

とくに地域のお客様が相手の会社では、「着いたときに迷わない」ことが何より大事です。外観と入口の写真を、季節ごとに撮り直すことを習慣にしている会社もあります。

指定したのに反映されないとき

カバー写真は、Googleが複数の材料から総合的に選びます。指定後すぐに変わらなかったり、数日おきに表示が入れ替わったりすることがあります。

反映が遅い間にできることは、次の3つです。

  • 管理画面で、カバー写真の候補を3〜5枚そろえておく(1枚だけにしない)。
  • 写真の質をそろえる。同じ時間帯・同じ明るさで撮った写真を足す。
  • 1か月ほどは、毎週1回ほど表示を確認する。担当者の確認で十分です。

注意

「この方法なら必ず表示が変わる」と持ちかける業者や情報には注意してください。表示の最終判断はGoogleが行うため、結果を保証することは誰にもできません。

セクションのまとめ:トップ写真は自社で候補を指定できますが、最終的な表示はGoogleが決めます。質のそろった写真を複数用意するのが現実的な対策です。

お客様が投稿した写真は、自社では消せません

ここが、いちばん誤解の多いところです。お客様の写真は、会社のページに出ていても、持ち主はそのお客様です。会社が管理画面から削除することはできません。

「うちの店の写真なのに、なぜ消せないのか」と感じる方もいらっしゃいます。ただ、Googleマップは利用者みんなの情報の集まりでもあります。そのため、会社が自由に取り除ける形にはなっていません。

できること:写真を「報告」する

お客様の写真に、Googleの投稿ルールに反する点がある場合は、その写真を報告できます。報告は、写真を開いたときのメニュー(点が3つ並んだマークなど)から行うのが一般的な流れです。

  1. Googleマップで自社のページを開き、「写真」を開きます。
  2. 問題のある写真を開きます。
  3. 写真の右上などにあるメニューから「写真を報告」に近い項目を選びます。
  4. 表示された選択肢から、当てはまる理由を選んで送ります。
  5. 結果を待ちます。結果の通知や反映には、数日から数週間かかることがあります。

注意

報告したからといって、必ず削除されるとは限りません。Googleが基準に照らして判断します。基準に当たらないと判断された場合、写真は残ります。

報告の対象になりやすい写真・なりにくい写真

Googleには、投稿内容についてのポリシー(守るべき基準)があります。詳しい条文は変更されることもあるため、ここでは一般的な考え方の整理にとどめます。

写真の例 報告の対象になりやすいか 考え方
まったく別の場所・別の会社の写真 なりやすい その会社のページに関係がないため
個人の顔や住所、車のナンバーが写っている なりやすい プライバシーの問題があるため
不快・攻撃的・性的な内容を含む写真 なりやすい 明らかに投稿ルールに反するため
宣伝や勧誘だけが目的に見える写真 なりやすい 利用者の体験とは関係がないため
店内が暗く写っている・写りが悪い なりにくい 事実を写しており、基準に反しないため
料理や商品が好みの出来ではなかった、という写真 なりにくい お客様の体験の一部とみなされるため
古い外観が写っている(今は違う) なりにくい 悪意がなく、事実を写した写真のため。自社の新しい写真で埋めるのが現実的

ポイント

「自社に都合が悪い」だけでは、報告の理由にはなりにくいと考えておくのが安全です。報告は、投稿ルールに反している点がはっきりしているときに使う手段です。

お客様投稿の写真に困ったときの考え方見たくない写真を見つけた基準に当たる無関係・個人情報・不適切など基準に当たらない写りが悪い・好みでない写真を報告して結果を待つ消えるかはGoogle次第自社の良い写真を増やす表示の割合を変えていく

報告しても消えなかったとき

結果が出ても写真が残る場合があります。そのときは、次の3つの考え方で落ち着いて対応してください。

  • 自社の良い写真を増やす。写真の枚数と質で、全体の印象を整える。
  • 写っている内容が事実なら、お店の改善につなげる。外観の汚れや案内の分かりにくさを直す。
  • 同じ写真を何度も繰り返し報告しない。新しい理由や事実が出たときだけ、改めて検討する。

写真は、1枚だけが目立つわけではありません。複数枚が並ぶ中の1枚です。自社の写真が20枚、お客様の写真が数枚、という構成になれば、気になる1枚の影響は小さくなります。

セクションのまとめ:お客様の写真は自社では消せず、基準に当たるものだけ報告できます。消えない場合は、自社写真を増やして全体で整えます。

相談の入口

写真の対応は「消せるものと消せないものの見分け」で迷いやすい部分です。自社のページにある写真が、どの種類に当たるのかの整理から、無料でご相談を受け付けています。売り込みの電話はしません。

無料相談

まず自社の状態を知りたい方は、無料診断もご利用いただけます。

口コミに付いた写真は、口コミ側の話になります

お客様の写真には、口コミに添えられたものと、写真だけが追加されたものがあります。後者は、写真単体の報告で対応します。前者は少し扱いが違います。

口コミの文章と写真が一体になっている場合、その口コミ全体について、削除を依頼できるかどうかを考えます。口コミの削除の条件や進め方は、別の記事にまとめています。口コミの削除依頼ができる場合とできない場合を先にご覧いただくと、判断しやすくなります。

状況 主な対応先 参照する記事
写真だけが投稿されている 写真の報告 この記事
口コミに写真が付いていて、口コミ自体に問題がある 口コミの報告・削除依頼 口コミ削除の記事
口コミは正当だが、内容が気になる(事実と違う等) 返信で事実を丁寧に伝える 悪い口コミへの返信の記事

口コミが事実に基づいており、削除の対象にならない場合は、返信で丁寧に対応するのが基本です。返信の考え方はGoogleの悪い口コミへの返信の仕方で整理しています。

セクションのまとめ:口コミ付きの写真は、写真か口コミかのどちらの問題かを分けて考えます。口コミ側の問題は、口コミの記事の手順に沿います。

管理画面に入れないときは、先にオーナー確認を整えます

自社の写真を削除・差し替えするには、Googleビジネスプロフィールの管理画面に入れることが前提です。ここで止まっている会社も少なくありません。

よくあるのは、前任の担当者が個人のアカウントで登録していて、今は誰もログインできない場合です。この状態では、写真の削除も追加もできません。

状況 まずやること 参照する記事
管理画面にログインできない だれの名前で登録されたか確認する オーナー確認ができないときの記事
登録した担当者が退職している 所有権のリクエストを検討する オーナー確認ができないときの記事
会社情報(住所・電話)も間違っている 情報の修正と一緒に整える 会社情報の修正の記事
アカウントが個人名義のまま 会社名義への移行を検討する 会社のGoogleアカウント管理の記事

取り戻す手順はGoogleビジネスプロフィールのオーナー確認ができないときに、会社情報の誤りの直し方はGoogleマップの会社情報が間違っているときの直し方にまとめています。あわせてご覧ください。

アカウントの持ち主が社員個人になっていないかも、あわせて確認しておくと安心です。詳しくは会社のGoogleアカウントを社員個人で作っていませんかをご覧ください。

注意

オーナー確認のやり取りで、「代行します」と言って IDやパスワードを求める連絡には、慎重に対応してください。パスワードを他人に渡す必要は、通常ありません。

セクションのまとめ:写真を自社で管理するには、管理画面に入れることが前提です。入れないときは、先にオーナー確認を整えます。

写真を「消す」より「良い写真を増やす」ほうが効く理由

気になる写真を見つけると、つい消すことに気持ちが向きます。しかし、現実的には、良い写真を足すほうが効果が出やすい場面が多くあります。

理由1:表示の割合が変わる

会社のページに出る写真は、複数の写真が並びます。自社の写真が少なければ、お客様の写真の割合が高くなります。自社の写真を増やせば、その割合は下がります。

理由2:お客様が見る数枚で印象が決まる

来店を考えている方は、すべての写真を見るわけではありません。最初の数枚を見て判断します。ここに質の高い自社の写真が並べば、印象が整います。

理由3:消せないものに時間を使わなくて済む

お客様の写真の報告は、結果が出るまでに時間がかかり、消える保証もありません。報告に気持ちを使いすぎるより、自社の写真づくりに手を動かすほうが、結果的に早い場合があります。

撮影の頼み方・社内でできる範囲

写真は、社内の担当者がスマートフォンで撮った写真でも十分な場面が多くあります。外観・入口・店内・主力のサービスの様子は、特別な機材がなくても撮れます。

専門の撮影を頼むべきか、スマホで済ませてよいか、費用の目安はホームページ用の写真撮影の費用と頼み方で整理しています。

撮るもの 社内のスマホで十分か 専門に頼むと良い場面
外観・入口 十分(明るい昼間に撮る) ホームページや看板に大きく使うとき
店内・事務所 十分(片付けてから撮る) 店の雰囲気を強く打ち出したいとき
商品・料理 簡単なものは十分 チラシやメニューの主役にするとき
スタッフ 十分(本人の了承を得て) 採用ページなどに大きく使うとき

セクションのまとめ:消せない写真に時間を使うより、良い写真を増やすほうが現実的で、費用もかかりません。

自社でやる・任せる・やらない:社長の判断表

写真の対応は、社長が自ら操作する仕事ではありません。判断だけを社長が行い、実作業は担当者か外部に渡すのが現実的です。

やること 担当 社長が決めること 手間の目安
自社の古い写真を消す・新しく入れる 社内の担当者 どの写真を看板にするか 最初の1回は2〜3時間。以降は月に30分ほど
トップ写真の候補をそろえる 社内の担当者 外観と入口の写真の確認 撮影を含めて半日ほど
お客様の写真の確認と報告 社内の担当者 報告の基準に当たるかの最終確認 月に15分ほどの確認
管理画面に入れない場合の対応 担当者、または外部に相談 アカウントの持ち主を会社に戻すか 数日〜数週間かかる場合がある
写真の本格撮影 外部に依頼 予算をいくらまで出すか 業者や内容により大きく異なる

上の手間の目安は、会社の規模や写真の数によって変わる幅のある見積もりです。あくまで検討のための目安としてお使いください。

今やる・後でよい・やってはいけない

区分 内容
今やる 管理画面に入れるかの確認、古い外観写真の差し替え、トップ写真の候補の用意
後でよい 細かい写真の並び順の調整、季節ごとの撮り直し、動画の追加
やってはいけない お客様に写真の削除を頼み込む、他人名義のアカウントで写真を操作する、写真を偽装する

セクションのまとめ:社長は「どの写真を看板にするか」を決め、実作業は担当者に渡します。本格撮影だけは予算を決めて外部に頼みます。

架空の例で見る:古い外観写真が上位に出ていた会社

ここでは、実在しない架空の会社を例に、対応の流れを確認します。実際の会社や人物とは関係ありません。

地方都市で、従業員30名ほどの建材商社「A社」があるとします。社長のところに、取引先から「Googleマップの写真が、10年前の旧社屋のままですね」という声が届きました。

確認したこと

  • 管理画面には入れるか:入れた。担当者がオーナー確認を済ませていた。
  • 古い旧社屋の写真はだれが載せたか:10年前に社内の担当者が載せた、自社の写真だった。
  • お客様の写真はあるか:3枚あり、うち1枚は暗い写真だったが、基準に反する内容ではなかった。

とった対応

  1. 新社屋の外観・入口・事務所の写真を、昼間に担当者がスマホで撮影した。
  2. 新しい写真を8枚追加し、カバー写真の候補に外観を指定した。
  3. 表示を確認してから、旧社屋の写真を削除した。
  4. 暗いお客様の写真は、報告の対象にならないと判断し、そのままにした。

結果の見方

この例では、数日から数週間のあいだに、トップ写真が新社屋に変わっていく、という流れを想定しています。ただし、表示の入れ替わりはGoogleの判断のため、期間は会社によって異なります。

ポイントは、消せない1枚に時間を使わず、自社の写真で全体を整えたことです。社長が行ったのは、「新社屋の写真を看板にする」という判断だけでした。

セクションのまとめ:架空の例でも、自社の写真を新しくし、お客様の写真は無理に消さない、という順番が現実的です。

AIを使ってできること・任せてはいけないこと

写真の整理にも、AIは補助として役立ちます。ただし、任せる範囲を決めておく必要があります。

AIが得意なこと 人が必ず確認すること
写真の候補の絞り込み(ピントのずれ・暗さの判定の補助) 写っている人・車のナンバーなど、個人情報の有無
写真の説明文や、撮影の依頼リストの下書き 実際の店や会社と違わないか
報告理由の整理(基準に当たりそうな点の洗い出し) 報告するかどうかの最終判断
月次のチェックリストの作成 Googleの最新の基準の確認(公式ヘルプ)

注意

AIが作った写真や、実際には存在しない店内の画像を、会社のページに載せることはおすすめしません。実際の来店時の印象とずれると、かえって信頼を損ないます。

AIの出力は、あくまで下書きです。写真に写る人や場所の確認は、必ず人が行ってください。

セクションのまとめ:AIは写真の整理や下書きの補助に使い、写っている内容の確認と最終判断は人が行います。

やってはいけないこと(NOT TO DO)

写真の対応で、後から困ることになりやすい行動を5つにまとめました。

  1. お客様に写真の削除をお願いして回る。関係を悪くするだけでなく、強い要求は別の問題を招くことがあります。
  2. 同じ写真を何度も報告する。理由が変わらない限り、結果は変わりにくいと考えておくのが安全です。
  3. 自社写真を消しすぎて、ページを空っぽにする。先に足してから消す、が基本です。
  4. 他社の写真や、実際と違う画像を載せる。権利や信頼の問題につながります。
  5. 「必ず消せる」と言う業者に、費用を払う。最終判断はGoogleにあり、誰も保証できません。

セクションのまとめ:お客様の写真を力ずくで消そうとせず、自社の写真を整える方向に手を使います。

担当者に渡す:写真対応のチェックリスト

最後に、社長から担当者に渡せるチェックリストをまとめます。月に1回、15〜30分ほどで見直せる内容です。

最初の1回(初期整備)

  • 管理画面にログインできるか(できなければ、先にオーナー確認を整える)。
  • 会社のページに出ている写真を、すべて一度見る。
  • 写真の投稿者を確認し、自社・お客様・Google側に分ける。
  • 古い・暗い・誤解を招く自社写真に印を付ける。
  • 新しい外観・入口・店内の写真を、昼間に撮る。
  • 新しい写真を追加し、カバー写真の候補を指定する。
  • 表示を確認してから、古い自社写真を削除する。

月に1回の見直し

  • 新しく投稿されたお客様の写真がないか確認する。
  • 個人情報や無関係な内容が含まれていないか確認する。
  • 報告の基準に当たるものがあれば、社長に相談してから報告する。
  • 外観・メニュー・価格・営業時間など、変更があれば写真も更新する。
  • カバー写真の表示が意図したものか確認する。

半年に1回の見直し

  • 看板・内装・ロゴが変わっていれば、写真を撮り直す。
  • 写真の枚数が10枚前後を保てているか確認する。
  • 季節感のずれ(真冬なのに真夏の写真ばかり等)がないか確認する。

より広い地図対策(MEO)の全体像は、MEO対策を自分でやる完全手順にまとめています。写真はその一部として位置づけられます。

セクションのまとめ:月に1回15〜30分の見直しを担当者の習慣にすれば、写真の問題は大きくなる前に気づけます。

よくある質問

写真の削除についてよくいただく質問を、5つにまとめました。

Q. Googleマップの自社の写真は、自分で消せますか?

自社(オーナー)が載せた写真は、Googleビジネスプロフィールの管理画面から削除できます。お客様や一般の利用者が載せた写真は、自社では消せません。基準に当たる場合に限って報告でき、削除されるかどうかはGoogleの判断になります。

Q. お客様が載せた写真を、お願いして消してもらうことはできますか?

お客様ご本人が投稿した写真なので、ご本人であれば削除できます。ただし、お願いして回ることはおすすめしません。関係を損ねるおそれがあり、効果も限られます。まず自社の写真を整えるほうが現実的です。

Q. 写真を報告したのに、消えませんでした。どうすればよいですか?

Googleの基準に当たらないと判断された可能性があります。同じ理由での繰り返しの報告は避け、自社の良い写真を増やして全体の印象を整えてください。新しい事実が出てきた場合には、改めて検討できます。

Q. トップ(カバー)の写真を、自社で必ず指定できますか?

自社で候補の写真を指定することはできますが、実際に何が表示されるかはGoogleが最終的に判断します。指定しても反映されない場合や、表示が入れ替わる場合があります。質のそろった写真を複数用意しておくと安心です。

Q. 管理画面にログインできません。写真は触れませんか?

オーナー確認が済んでいないと、自社の写真の削除や追加はできません。前任の担当者が登録していた場合などは、所有権の手続きを進める必要があります。手順は、関連記事にまとめています。

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写真の対応とあわせて確認しておきたい、Googleマップの関連記事です。

まとめ:写真は「だれが載せたか」を見分けてから動く

Googleマップの写真への対応は、最初に「だれの写真か」を見分けることから始まります。そこが分かれば、やることは自然に決まります。

  • 自社が載せた写真は、管理画面から削除・差し替えができる。
  • お客様の写真は自社では消せず、基準に当たる場合のみ報告できる。報告しても消える保証はない。
  • トップ写真は候補を指定できるが、表示の最終判断はGoogleにある。
  • 消せない写真に時間を使うより、質の高い自社写真を増やすほうが現実的。
  • 管理画面に入れない場合は、先にオーナー確認を整える。

社長が決めるのは「どの写真を会社の看板にするか」だけです。実作業は担当者に渡し、月に15〜30分の見直しを習慣にしてください。操作の手順は、2026年10月時点の一般的な流れですので、実際の画面では表記が異なる場合があります。

相談の入口

写真の整理や、管理画面に入れない問題、Googleマップ全体の見直しについて、まず状況の整理からご相談いただけます。自社でできる範囲と、任せたほうがよい範囲を一緒に分けます。売り込みの電話はしません。

無料相談

まず自社の状態を知りたい方は、無料診断もご利用いただけます。

webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

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