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Googleマップの会社情報が間違っているときの直し方|オーナー確認と修正の手順

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Googleビジネスプロフィール / MEO公開日

Googleマップの会社情報が間違っているときの直し方|オーナー確認と修正の手順

Googleマップの会社情報の間違いを修正する手元のイメージ

この記事の要点

Googleマップの会社情報の間違いは、「誰が管理しているか」を調べれば、直し方が決まります。自社が管理者なら管理画面から、他に管理者がいれば権限の依頼、誰もいなければ自社が管理者になる手続きで直せます。社長は方針を決め、操作は担当者に渡すのが現実的です。

Googleマップに載っている自社の住所や電話番号が違っていた、営業時間が古いまま、場合によっては「閉業」と表示されている。こうした場面に気づいたとき、社長が最初に知りたいのは「誰が、何を、どの順番で直せばよいか」ではないでしょうか。

この記事では、操作の細かい説明よりも、判断の順番と、担当者や業者に渡すときの確認事項を中心にまとめます。新しく登録する手順はGoogleビジネスプロフィール登録の手順で扱っています。ここでは「すでに表示されている情報が間違っている」場合に絞ります。

なお、画面の名称や表示は、Google側の更新で変わる場合があります。本文では、Googleのヘルプに書かれている内容を出典として示します。実際の操作時は、画面の案内を優先してください。

1. 最初にすること:間違いの種類と管理者の有無を見分ける

直す前に、2つのことを確認します。何が間違っているのか、そして誰がその情報を管理しているのかです。ここを飛ばして操作を始めると、直したつもりでも元に戻る原因になります。

A 自社が管理者自社のアカウントでログインできる→ 管理画面から自分で直せますB 管理者がいる自社の誰か、または過去の業者が持っている→ 社内確認か権限リクエストC 管理者がいない誰も管理していないプロフィール→ 自社が管理者になる(確認手続き)どれか分からないときは、まず社内で「ログインできる人」を探します第三者として直したいだけなら「情報の修正を提案」を使います

間違いの種類を整理する

Googleマップに出る会社情報の間違いは、大きく6つに分かれます。どれに当たるかで、後の手順が変わります。

間違いの種類 よくある状況 優先度の目安
電話番号 古い番号のまま、別会社の番号が出ている 高い(問い合わせ機会を直接失う)
住所・地図のピン 移転前の住所、ピンが隣の建物や道路上にある 高い(来店・訪問でのトラブル)
営業時間・定休日 変更前のまま、祝日の扱いが違う 高い(空振りの来訪につながる)
閉業・休業の表示 営業中なのに「閉業」と出ている 最優先(検索結果で選ばれなくなる)
社名・業種・URL 旧社名、関係のないカテゴリ、古いサイトのURL 中(信頼感に影響)
勝手に作られたプロフィール 自社が登録していないのに情報がある、重複している 中〜高(管理者の確認が必要)

社長が最初に決めるのは、優先度です。閉業表示や電話番号の誤りは、地図で調べた人がそのまま離れてしまうため、先に直す価値があります。社名表記の細かな違いは、後回しでも大きな問題にはなりにくいでしょう。

管理者がいるかどうかを見分ける

Googleマップ上のプロフィールには、管理者(オーナー)が付いているものと、付いていないものがあります。管理者が付いていると、情報を直接変更できるのは原則として管理者です。付いていなければ、自社が名乗り出て管理者になることができます。

社内に心当たりがあれば、次の人に聞いてみてください。意外に多いのが、数年前に制作会社や広告会社が、自社のアカウントで登録して、そのままになっているケースです。

  • 総務や経理の担当者(会社のメールアドレスで登録した可能性)
  • 広報・Web担当(以前の担当者が退職している場合もあります)
  • ホームページを作った制作会社
  • 過去にMEOや地図対策を依頼した業者
  • 創業者や先代の社長(個人のメールで登録している場合)

ポイント

管理者が誰か分からなくても、慌てる必要はありません。Googleには、既存の管理者に権限を依頼する仕組みがあります。まずは社内の聞き取りから始め、見つからなければ次の章の手続きに進みます。

セクションのまとめ:間違いの種類と管理者の有無が分かれば、直し方は自動的に決まります。先に優先度を決め、閉業表示と電話番号から手を付けるのが安全です。

2. 自社がオーナー(管理者)の場合の直し方

自社のアカウントでログインできるなら、最も早く確実です。管理画面で情報を編集し、Googleの確認を経て反映されます。

管理画面で直せる項目

Googleのヘルプによると、オーナーが行った変更は、公開前にGoogleが確認することがあります。変更の進み具合を確認できる画面も用意されています。

直したい内容 管理画面で確認する場所の考え方 注意点
電話番号 「プロフィールを編集」から連絡先の項目 代表番号と予約番号を混ぜない
住所・サービス提供地域 場所の項目。訪問型なら住所を非表示にする設定もある 実店舗の有無で扱いが変わる
営業時間 通常営業と特別営業時間(祝日・臨時休業) 年末年始・お盆は先に設定しておく
閉業・休業 営業状況の設定 誤って「閉業」にしていないか確認
社名・カテゴリ 事業情報 実際の看板・名刺と一致させる

画面の名前や並びは変わることがあります。担当者には、「画面の見た目が違っても、項目名で探してください」と一言添えると、迷いが減ります。

社長が確認すべきこと

操作は担当者に任せてかまいません。ただし、次の3点だけは社長が決めてください。

  1. 正しい情報の「原本」を決める(登記上の住所か、実際に営業している住所か。電話は代表か、直通か)
  2. 公開してよい情報の範囲を決める(個人の携帯番号を出さない、など)
  3. 修正後に誰が、いつ、確認するかを決める

注意

管理画面にログインできる人を、1人の担当者だけにしないでください。退職や異動で、誰も入れなくなる事態が起きがちです。会社の共有メールアドレスで登録し、管理者を複数人にしておくと、引き継ぎが楽になります。

セクションのまとめ:自社が管理者なら、直接修正が最短です。社長は「正しい情報の原本」「公開範囲」「確認担当」の3点を決めれば十分です。

3. 管理者が他にいる・いない場合:オーナー確認と権限リクエスト

自社の情報なのに、自社が管理していない。この状態は、決して珍しくありません。その場合は、管理者として認めてもらう手続きが必要です。

権限をリクエストする流れ

Googleのヘルプによると、既存のビジネスプロフィールの権限を求める場合、次のような流れになります。

  1. Googleのビジネスプロフィール追加画面で、事業の名前と住所を入力します
  2. 一覧から自社を選びます
  3. 「他の人が管理している可能性がある」という趣旨の表示が出たら、「アクセス権限をリクエスト」を選びます
  4. フォームに必要事項を入力して送信します

ヘルプには、現在の管理者にメールで通知が届き、返答までの期間は3日と書かれています。承認されれば承認メールが届き、プロフィールを管理できます。拒否された場合は、拒否メールが届き、その後に情報の修正を提案したり、再審査を依頼したりできるとされています。

管理者から3日間返答がない場合は、自社が管理者として名乗り出られる可能性があります。ただし、ヘルプにも「必ずできるわけではない」旨が書かれていますので、できなかった場合の次の手を用意しておくことが大切です。

管理者がいない場合は、自社が管理者になる

誰も管理していないプロフィールは、自社が確認手続き(オーナー確認)を行って管理者になれます。確認方法は、状況によって選べる手段が異なります。詳しくはGoogleビジネスプロフィール登録の手順で整理していますので、あわせてご覧ください。

状況 取るべき手段 社長の役割
社内に管理者がいる その人に管理者権限の追加を頼む 社内の指示を出す
過去の業者が管理している 権限の移管、または管理者への追加を依頼する 契約書や連絡先を探す
誰が管理者か不明 アクセス権限のリクエストを送る 担当者を決める
管理者がいない 自社がオーナー確認を行う 確認用の郵送物などの受け取りを段取りする
返答がない・拒否された 情報の修正を提案する、再審査を依頼する 期限と次の手を決める

注意

過去に頼んだ業者が管理者になっている場合、「権限を渡してほしい」と伝えると、感情的なトラブルになることがあります。契約の終了時期と、プロフィールの権限をどうするかを、書面やメールで残しておくと安心です。

セクションのまとめ:管理者が他にいても、権限のリクエストという正式な仕組みがあります。返答期限は3日とされており、返答がなければ名乗り出られる場合もあります。

4. 自社が管理者でない場合の「情報の修正を提案」の使い方

管理者になれていない間や、他社が管理するプロフィールの誤りに気づいたとき、第三者として使えるのが「情報の修正を提案」です。取引先の会社の情報が古いときにも使えます。

何ができて、何が難しいか

Googleのヘルプによると、他の人が所有・管理しているプロフィールの誤りには、修正の提案を送ることができます。ヘルプには、提案から反映までの決まった日数は書かれていませんでした。また、誰がどう審査するかも、詳しくは示されていません。つまり、「送れば必ず通る」ものではない、と理解しておくと現実的です。

項目 管理画面で直す 修正を提案する
できる人 管理者(オーナー) 誰でも(Googleアカウントがあれば)
反映の確実さ Googleの確認を経て反映される 審査の結果次第で、反映されない場合もある
急ぎのとき 向いている 向いていない
使いどころ 自社の情報を直すとき 管理者が見つからない間の暫定対応、他社情報の指摘

提案を通りやすくする書き方

提案の理由欄や備考欄には、客観的に確認できる根拠を書くのがコツです。「正しくない」とだけ書くより、「令和◯年に移転しました。会社の公式サイトに新住所が載っています」のように、確認先を添えます。

  • 自社の公式サイトに同じ情報を先に載せておく(根拠として確認されやすくなります)
  • 登記簿の写しや看板の写真など、第三者が確認できるものを用意する
  • 一度に多くを変えず、項目を分けて提案する
  • 提案後は、控えと日付を残す

ポイント

「修正を提案」は、管理者になるまでのつなぎ役です。根本的には、自社が管理者になって自分で直せる状態をつくる方が、手間も繰り返しも少なくなります。

セクションのまとめ:修正の提案は誰でも送れますが、反映は審査次第です。公式サイトとの一致や根拠を添えて送りつつ、並行して管理者になる手続きを進めるのが堅実です。

5. 項目別:住所・電話・営業時間・閉業表示・ピンの直し方

ここからは、実際によく起きる間違いを、項目別に整理します。社長は読み流して、担当者に「この項目を見てほしい」と伝える使い方でかまいません。

住所と地図のピン(位置)が違う

住所の文字は合っているのに、ピンの位置だけがずれている例があります。駐車場や入り口が別の道に面している会社では、お客様がピンの位置に着いても入口が見つからず、離れてしまうことがあります。

  • 管理者なら、地図上でピンの位置を動かして修正できる場合があります
  • 住所の表記は、ホームページ・名刺・登記と一字一句そろえる
  • 移転した場合は、旧住所のプロフィールを残さず、移転として更新する
  • 入口が分かりにくい場合は、外観や入口の写真を追加する

電話番号が違う・別の番号が出る

電話番号は、社内の電話の入れ替えや、代表番号の変更で古い情報が残りがちです。注意したいのは、電話番号は問い合わせに直結するため、一番「誰かが勝手に書き換える」被害が出やすい項目でもあることです。

  • 管理画面の電話番号が正しいか、まず確認する
  • ホームページ・名刺・パンフレットと同じ番号に統一する
  • 第三者に書き換えられていないか、定期的に表示を見る
  • 見知らぬ業者の番号に変わっていたら、変更履歴を確認し、元に戻す

地図の電話番号が、見覚えのない番号に変わっていた場合は、変更の経緯を管理画面で確認します。営業電話が関係しているケースもあるため、「Googleから来ました」MEOの営業電話への対応も読んでおくと、冷静に対応できます。

営業時間・定休日が違う

営業時間は、年に数回の変更が発生するため、古くなりやすい項目です。特に、祝日、年末年始、お盆、臨時休業の設定が抜けていると、お客様が来訪して閉まっている事態が起きます。

場面 対応
通常の営業時間が変わった 通常営業時間を更新し、ホームページも同日に更新する
祝日・年末年始 特別営業時間を先に登録する(毎年のカレンダーに組み込む)
臨時休業 当日中に「臨時休業」を設定する
昼休みがある 中抜きの時間帯を正しく入れる

「閉業」「休業」と出ている

営業しているのに「閉業」と表示されると、検索した人は選択肢から外します。Googleのヘルプでは、閉業にできるのはオーナーとされており、第三者が閉業を報告する方法は、確認した範囲では詳しく書かれていませんでした。

  1. 自社が管理者か確認し、営業状況の設定が誤って「閉業」になっていないか見る
  2. 管理者でない場合は、権限リクエストで管理者になる
  3. 管理者になれたら、営業状況を「営業中」に直す
  4. 直後に、別の端末で表示を確認する

注意

閉業表示は、第三者の報告や自動的な判断が原因で出ることもあると考えられます。原因が特定できないまま何度も設定を繰り返すと、状況が分かりにくくなります。直す前後の画面を保存し、日付と一緒に残しておいてください。

自社が登録していないのにプロフィールがある・重複している

自社が登録した覚えがないのに、プロフィールが存在することがあります。これは、利用者の追加や、公開情報から作られたものと考えられます。さらに、同じ会社のプロフィールが2つ以上ある「重複」が起きることもあります。

  • まず、どちらが正しい情報で、どちらが古いか整理する
  • 正しい方で管理者になり、情報を整える
  • 古い方・重複している方の扱いは、操作が複雑になりやすいため、画面の案内に沿って慎重に進める
  • 複数の拠点がある場合は、拠点ごとに1つずつになっているか確認する

セクションのまとめ:項目ごとに、直す手順と注意点は違いますが、共通するのは「正しい情報の原本を決める」「直す前後の画面を残す」の2点です。

6. 修正が反映されない・勝手に戻るときの考え方

直したはずなのに、翌日見たら元に戻っている。これは現場でよく聞く悩みです。慌てず、原因を順番に切り分けます。

修正後に確認する流れ(目安は数日〜数週間)1修正を送る管理画面から変更控えを残す2数日待つ審査中のことあり表示を再確認3戻っていたら原因を調べる業者・複製も確認公式ヘルプには反映までの決まった日数が示されていないため、幅を持って見ます

反映されない場合の主な原因

Googleのヘルプでは、変更は公開前に確認されることがあるとされています。反映までの決まった日数は示されていないため、まず数日は見守るのが基本です。急いで何度も変更を送り直すと、かえって審査が長引くことも考えられます。

症状 考えられる原因 取る手段
直したのに表示が変わらない 審査中、または表示の更新待ち 数日待ち、別の端末・別の時間帯で確認する
一度反映されたが戻った 第三者の提案、別の管理者の変更、自動的な更新 変更履歴の確認、管理者の特定
検索結果と地図で表示が違う 表示場所による更新のタイミング差 両方で確認し、時間を置く
何度送っても通らない 根拠が弱い、情報が他の媒体と食い違っている 公式サイト・登記と整合させ、根拠を添える
重複プロフィールの片方が出る 同じ会社のプロフィールが複数存在する 正しい方に統一する方針を決める

「勝手に戻る」ときの切り分け

戻る原因は1つとは限りません。次の順番で調べると、無駄な作業が減ります。

  1. 自社の他の媒体(ホームページ、SNS、各種名簿)に、古い情報が残っていないか確認する
  2. 別の管理者がいないか、管理者の一覧を確認する
  3. 過去の業者が、古いデータを一括配信する仕組みを使っていないか聞く
  4. 第三者が修正を提案した可能性がないか考える
  5. それでも原因が分からなければ、専門家に画面を見てもらう

ポイント

外部の情報と食い違っていると、Google側がどちらを信じるか迷い、結果が安定しないことがあります。まず自社の公式な情報源を全部そろえることが、遠回りに見えて一番の近道です。

待つ期間と、動く期間の目安

公式の日数が示されていないため、あくまで運用上の目安ですが、次のように決めておくと判断が楽になります。

経過 判断
送信〜数日 待つ。確認は1日1回までにする
1週間前後 表示を再確認し、変更履歴を見る
2〜3週間 原因の切り分けを始める(外部情報・管理者・重複)
1か月を超える 専門家か、Googleのサポートに相談する

セクションのまとめ:反映の遅れと、元に戻る現象は別物です。待つ期間を決め、戻る場合は外部情報・管理者・重複の3点から切り分けます。

7. 社長が決めること:自社でやる/任せる/やってはいけない

ここまでの作業は、自社で十分にできる範囲が多いです。ただし、状況によっては任せた方が早く済みます。判断の目安を表にまとめます。

状況 自社でやる 任せる
自社に管理者権限があり、1〜2項目の誤り 向いている(担当者で1時間程度が目安) 不要
管理者が不明で、権限リクエストを送る 手順が簡単なので可能 急ぎなら依頼も可
重複・閉業表示・何度も戻る 難しいことが多い 専門家向き
複数拠点で一括して直す 手間が大きい 任せる価値が高い

NOT TO DO:やってはいけない5つのこと

  1. 正しい情報を決めずに、思いつきで何度も修正を送る
  2. 見知らぬ業者に、ログイン情報やパスワードを教える
  3. 「閉業」を直すために、新しいプロフィールを無断で作り足す(重複の原因になります)
  4. 口コミの削除や順位を「保証する」と言う業者に、すぐ依頼する
  5. 修正前の画面を保存せずに作業を始める

特に、新しいプロフィールを作り足す行動は、一見早そうでも、重複の原因となり、後で整理する手間が増えます。また、口コミの増やし方については口コミを増やす方法で、NGな集め方を含めて解説していますので、あわせて確認してください。

セクションのまとめ:簡単な誤りは自社で、重複や繰り返し戻る問題は専門家に任せるのが目安です。無断で新規作成することや、ログイン情報を渡すことは避けてください。

8. MEO業者に任せる前の判断軸

情報の修正だけを目的に、MEO業者へ依頼するケースもあります。依頼する前に、次の点を確認しておくと、後悔が減ります。MEO全体の仕組みはMEO対策とはで説明しています。

依頼前に確認する5つの質問

確認すること 望ましい答え 注意が必要な答え
管理者権限は誰が持つのか 自社が管理者のまま、業者は追加で入る 業者のアカウントが管理者になる
解約したら権限はどうなるか 自社に残る、または返却される 権限を返さない、費用がかかる
何をしてくれるのか 修正の範囲と、作業内容が書面にある 「おまかせで」とだけ言われる
費用の内訳 初期費用と月額が明確 効果を「保証する」と謳う
報告の方法 修正前後の画面を共有してくれる 報告がない

費用面は、MEO業者の料金体系や相場の見方をMEO対策の費用相場で整理しています。単発の情報修正であれば、継続契約を前提にした提案は、一度立ち止まって検討する価値があります。

ポイント

最も大切なのは、プロフィールの管理者権限を自社に残すことです。権限が業者側にあると、契約終了時に直したくても直せない、という本末転倒な事態が起こります。

自分でやる場合と、任せる場合の分かれ目

自社で運用する場合の手順はMEO対策を自分でやる完全手順に詳しくあります。修正だけが目的なら、まずは自社で挑戦し、行き詰まった時点で相談する流れが、費用面でも無理がありません。

セクションのまとめ:業者に頼む場合も、管理者権限を自社に残すことが最重要です。契約前に、権限・解約時の扱い・報告方法を書面で確認してください。

9. AIを使った半自動化:情報の食い違い探しと文面づくり

AIは、すべてを自動で直す道具ではありません。ただ、「食い違いを見つける」「提案の文章を整える」といった下準備では役に立ちます。最終判断と送信は、人が行います。

  • 自社サイト・名刺・パンフレットの文面をAIに貼り、住所・電話・営業時間の書き方の違いを一覧にさせる
  • 修正提案の理由文の下書きを作らせ、事実と違う部分を人が直す
  • 担当者向けのチェックリストの文面を、会社の言葉に直させる
  • 変更履歴の記録フォーマット(日付・内容・担当者)の雛形を作らせる

注意

AIに、社外秘や個人の連絡先を含む情報をそのまま入力する際は、社内ルールを確認してください。また、AIが作った文章は、事実の確認が済むまで公開しないでください。

セクションのまとめ:AIは食い違い探しと文面の下書きまでを担当し、公開する情報の確認と送信は人が行うのが安全です。

10. 担当者に渡すチェックリストと、架空の事例

最後に、社長が担当者に渡せる形にまとめます。このままコピーして、社内のメモにしていただいてかまいません。

担当者に渡す確認チェックリストCHECK LIST正しい情報の一覧表社名・住所・電話・営業時間・URL管理者アカウントの特定誰のメールで入れるか確認現在の表示の画面保存直す前の状態を残す直す方法の選択自分で直す/権限依頼/提案修正後の再確認数日後に別の端末で見る他の媒体との統一自社サイト・SNS・名簿

担当者向けの作業手順(目安)

  1. 正しい会社情報(社名・住所・電話・営業時間・URL)を1枚にまとめる
  2. 現在のGoogleマップの表示を、スマホとパソコンで画面保存する
  3. 管理者アカウントを探す(社内、制作会社、過去の業者に確認する)
  4. 自社が管理者なら、管理画面で修正を保存する
  5. 管理者が他なら、権限をリクエストし、3日間の返答を待つ
  6. 管理者がいなければ、オーナー確認の手続きを進める
  7. それまでの間は、必要に応じて「情報の修正を提案」を使う
  8. 数日後に、別の端末で表示を再確認する
  9. 日付・変更内容・担当者を記録に残す
  10. 年に2回(営業時間が変わりやすい時期の前)、定期的に見直す

作業時間は、1項目の修正で30分〜1時間、権限の確認を含めると、返答待ちを除いて半日程度が、おおよその目安です。実際には、環境により前後しますので、あくまで参考にしてください。

架空の事例:移転後も旧住所が出続けた会社

以下は、状況を分かりやすくするための架空の事例です。実在する会社や人物ではありません。

従業員30名ほどの、ある製造業のA社(架空)は、3年前に近隣へ移転しました。ところが、Googleマップでは旧住所が表示され、取引先から「前の場所に行ってしまった」と連絡がありました。

社内で調べると、旧住所の登録は、当時の制作会社の担当者のアカウントで行われていたことが分かりました。担当者は、すでに退職しています。そこでA社は、次の順番で動きました。

  1. 制作会社に問い合わせて、管理者の追加を依頼した(返答なし)
  2. Googleの権限リクエストを送り、3日間待った
  3. 返答がなかったため、名乗り出る手続きに進み、自社が管理者になった
  4. 電話・住所・営業時間を、ホームページと同じ表記に統一した
  5. 数日後、スマホと会社のパソコンの両方で表示を確認した

A社の学びは、(1)管理者アカウントが個人に紐づくと危うい、(2)修正前に外部の情報を統一すること、(3)直した後に記録を残すこと、の3点でした。この事例は、あくまで一例です。

セクションのまとめ:担当者には、正しい情報の一覧・管理者の特定・修正後の確認を渡せば、社長は進捗を見るだけで済みます。

11. よくある質問

社長や担当者からよくいただく疑問を、5つにまとめました。

Q. Googleマップの会社情報が間違っているのを、自分で直せますか。

自社が管理者であれば、管理画面から修正できます。管理者が他にいる場合は、権限のリクエストを送ります。管理者がいなければ、自社がオーナー確認を行って管理者になります。管理者でない間は、「情報の修正を提案」で誤りを伝えることもできますが、反映は審査次第です。

Q. 管理者が誰か分からないときは、どうすればよいですか。

まず社内や、過去の制作会社・業者に確認してください。それでも分からなければ、権限のリクエストを送ります。Googleのヘルプによると、現在の管理者には通知が届き、返答までの期間は3日とされています。返答がない場合、名乗り出られる可能性があります。

Q. 情報の修正を提案しても、反映されません。

Googleのヘルプには、提案の反映までの日数は示されていません。数日から数週間は様子を見ます。反映されない場合は、公式サイトなどの根拠が弱い、他の媒体と情報が食い違っている、といった原因が考えられます。並行して、管理者になる手続きを進めると確実です。

Q. 直したのに、情報が元に戻ってしまいます。

別の管理者の変更、第三者の修正提案、重複プロフィールの存在などが考えられます。まず、自社のホームページや各種名簿の情報をそろえ、管理者の一覧と変更履歴を確認します。それでも原因が分からないときは、専門家への相談を検討してください。

Q. MEO業者に依頼すると、いくらかかりますか。

料金体系は業者ごとに異なり、一律の金額はありません。月額制・成果報酬型・初期費用型などがあります。費用の見方は、MEO対策の費用相場の記事を参考にしてください。見積りでは、管理者権限が自社に残るかを必ず確認してください。

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Googleマップの情報管理は、MEO全体の一部です。次の記事も、あわせて確認してください。

まとめ:管理者を特定して、順番に直せば解決できます

Googleマップの会社情報の間違いは、焦らず「誰が管理しているか」から確認すれば、整理して直せます。

  • 間違いの種類と優先度を決める(閉業表示・電話番号が先)
  • 管理者が自社か、他か、いないかを調べる
  • 自社なら管理画面、他なら権限リクエスト(返答期限は3日)、いなければオーナー確認
  • 管理者になるまでは「情報の修正を提案」で補う
  • 戻る・反映されないときは、外部情報・管理者・重複の順に切り分ける
  • 業者に頼むときは管理者権限を自社に残す

社長が全部の操作を覚える必要はありません。方針を決め、担当者にチェックリストを渡し、数日後に表示を一緒に確認する。これだけで、多くの問題は解決に向かいます。

自社の状況でどの手順が合うか迷う場合は、無料診断で現状を確認できます。また、個別のご相談はお問い合わせフォームからどうぞ。

この記事の執筆

webcan.jp編集部 主筆 K.Takenouchi。Webディレクター・SEOコンサルタントとして10年以上の現場経験を持ち、大手金融系メディアや医療系コーポレートサイトのコンテンツマーケティング支援、ECサイトの企画運営・KPI設計、月商数百万円から月商1億円規模への成長支援などに携わってきました。

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