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Googleビジネスプロフィールの最新動向|本人確認テストと投稿の表示位置変更を社長向けに整理(2026年10月下旬)

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Googleビジネスプロフィールの最新動向|本人確認テストと投稿の表示位置変更を社長向けに整理(2026年10月下旬)

商店街の店舗と地図画面、認証の盾マーク、投稿カードが並ぶGoogleビジネスプロフィールのイラスト

この記事の結論

2026年10月下旬、Googleビジネスプロフィール(GBP:Googleマップや検索に出る会社情報)で、いくつかの変化が報告されています。ほとんどは米国などでの「テスト」で、日本での提供時期は発表されていません。

地方の中小企業の社長が今やることは3つです。①月2〜4回のGoogle投稿、②オーナー権限と会社書類の棚卸し、③ホームページ冒頭への結論・会社名・地域名の記載です。

逆に、新機能のテストを追いかけて高額な契約を急ぐ必要はありません。落ち着いて、準備だけ進めれば足ります。

この記事は、Search Engine Roundtable(Barry Schwartz氏)が2026年10月23日に公開した週次まとめ(https://www.seroundtable.com/video-10-23-2026-42362.html)で報告された内容を出発点にしています。報じられたのは見出しレベルの事実であり、細かな仕様や日本での対応時期は分かっていません。そのため本記事では、分かっていることと分かっていないことを分けて書きます。

記事の大半は「で、地方の会社の社長は何をすればよいか」に充てています。担当者へそのまま渡せるネタ表やチェックリストも入れました。細かな操作よりも、何を・どの順番で・誰に任せるかを中心にご覧ください。

1. 2026年10月下旬のGBPの動きを一枚で整理

まず、報告された内容を短く並べます。「テスト」とあるものは、一部の地域や一部の利用者に試しに出している段階です。日本のすべての会社に同じ形で出るとは限りません。

報告された動き 状況 日本での提供時期
政府発行の身分証明書による認証(本人確認) テストされている 未発表
検索結果の地域情報パネルで、Google投稿がより上に表示 表示位置の変更が報告された 日本での状況は未確認
地域情報パネル(ローカルナレッジパネル)の新レイアウト テストされている 未発表
「高度なパフォーマンスレポート」 テストされている 未発表
新しい管理画面「Google Business Home」 展開されている 日本での状況は未確認
口コミ削除申請への異議申し立ての処理 再び遅れていると報告 ―
AI Overviews(検索の上に出るAI要約)の引用カードに、AIが作った要約文を表示 テストされている 未発表
2026年10月下旬の動き状況社長の動き方本人確認(身分証)テスト中備えるGoogle投稿が上に表示変更の報告今やる地域情報パネルの新レイアウトテスト中見守る高度なレポートテスト中後でよい新しいホーム画面展開中触って確認口コミ異議申し立ての遅れ遅延の報告返信を先にAI要約カードテスト中冒頭を整える

図のとおり、「今すぐ動く」ものは多くありません。ただし、どれも「普段の管理が整っている会社ほど影響を受けにくい」という共通点があります。変化に振り回されないための土台づくりが、今回の本題です。

セクションのまとめ

報告の大半は米国などでのテストです。日本での時期は未発表なので、「備えるもの」と「見守るもの」に分けて考えると判断しやすくなります。

2. Google投稿が上に出る:月2〜4回の投稿運用を始める

2026年10月下旬の報告によると、検索結果の地域情報パネルで、Google投稿(最新情報・特典・イベントなどの短いお知らせ)がより上の位置に表示されるようになりました。見る人の目に入りやすくなる可能性があります。

ここで注意したいのは、効果の大きさについて、公式な数字が出ていない点です。「投稿すれば必ず問い合わせが増える」とは言えません。それでも、会社の最新の様子を伝える場所が目立つ位置に来るのは、地方の会社にとって追い風になり得ます。

月2〜4回で十分な理由

  • 毎日の投稿は、担当者の負担が大きく、数か月で止まりやすい
  • 止まった投稿欄は、かえって「更新していない会社」に見える
  • 月2〜4回なら、社内の作業は月に1〜2時間ほどで収まる

大切なのは回数よりも、止めずに続けることです。まずは月2回から始め、慣れたら4回に増やす進め方が現実的です。

担当者に渡すネタ表(1年分の種)

月の目安 投稿のネタ 必要な素材 作業時間の目安
毎月 新しい商品・サービス、入荷のお知らせ スマホで撮った写真1枚と一文 約10〜15分
毎月 お客様からよくある質問への答え 現場の担当者のメモ 約15〜20分
季節ごと 年末年始・お盆などの営業日の案内 営業日の一覧 約10分
季節ごと セール・期間限定の特典 対象と期限の文章 約15分
随時 展示会・見学会・イベントの告知 日時、場所、申込方法 約20分
随時 施工や納品の様子(お客様の許可がある場合) 写真と簡単な説明 約20〜30分

自社で書く場合と外注する場合の費用感

外注費は会社や依頼内容により大きく変わります。以下は一般的な幅の目安であり、実際の金額は見積もりで確認してください。

進め方 月の費用の幅(目安) 向いている会社
社内の担当者が書く 0円(作業は月1〜2時間) 写真を撮れる人が社内にいる会社
写真は社内、文章だけ外注 月1万〜2万円ほどが一つの目安 文章が苦手な会社
撮影の依頼も含めて外注 月2万〜5万円ほどが一つの目安 担当者を置けない会社

社内でできる会社は、まず社内で始めるのがおすすめです。外注する場合は、投稿の本数と、写真を誰が用意するかを先に決めておくと、見積もりの比較がしやすくなります。

オーナー確認や初期設定が済んでいない場合は、先にGoogleビジネスプロフィールの登録とオーナー確認の手順をご覧ください。また、投稿の土台になる会社情報の整え方はGBPの属性の解説にまとめています。

投稿で書いてはいけないこと

「地域で一番」「必ず治る」など、根拠のない断定や誇大な表現は避けてください。規制のある業種(医療・士業・整骨院など)では特に慎重さが必要です。電話番号や営業時間を投稿に書いた場合は、変更時に直し忘れないようにしてください。

セクションのまとめ

Google投稿は月2〜4回、ネタ表から選ぶ形で十分です。社内で始めて、続かなければ文章だけ外注、という順番が無理のない進め方です。

3. 本人確認の厳格化に備える:書類とオーナー権限の棚卸し

2026年10月下旬の報告では、GBPで政府発行の身分証明書による認証がテストされているとされています。どのような手順になるのか、誰の身分証が対象なのかなどの詳細は、現時点で分かっていません。

詳細が分からない段階で慌てる必要はありません。ただ、仮に本人確認が厳しくなったとき、困りやすい会社には共通点があります。「GBPを誰が持っているか、会社として把握できていない」ことです。

よくある「管理者が分からない」パターン

  • 数年前に制作会社が作成し、制作会社のGoogleアカウントがオーナーのまま
  • 退職した従業員の個人アカウントがオーナーになっている
  • 社長本人が作ったが、IDとパスワードを覚えていない
  • 複数のアカウントでバラバラに登録され、重複している

こうした状態だと、会社情報を直したいときにも、本人確認が必要になったときにも、手間が増えます。先に整理しておくと、どの方向に制度が変わっても慌てずに済みます。

管理の鎖が切れていないか確かめる会社の書類登記簿・営業許可代表者身分証の名義Googleアカウント誰のIDで管理?GBPオーナー退職者はいないかどこか1か所でも名義や持ち主がずれていると、認証でつまずく可能性があります

棚卸しチェック表(担当者に渡してください)

確認する項目 確認のしかた 結果の記録先
登記簿(履歴事項全部証明書)の会社名・住所 最新の内容とGBPの表示を見比べる 社内の共有フォルダ
営業許可・届出が必要な業種か 許可証の名称・番号・有効期限を確認する 許可証の写しと一覧表
代表者の身分証の名義と表記 会社の登記上の氏名と一致しているか 社長が管理(コピーの保管場所を決める)
GBPのオーナー・管理者の一覧 GBPの「ユーザー」画面で名前とメールを確認 一覧表(名前・役割・メール)
管理用Googleアカウントの持ち主 会社のメールか、個人のメールか 退職時の引き継ぎ手順書
制作会社・代理店が管理者に入っているか 契約内容と照らして必要かを確認する 契約書の保管場所

身分証のコピーや番号などの重要書類は、メールやチャットで安易に送らないでください。保管場所と見られる人を限定し、社長が管理する形が安心です。また、本人確認を名目にした連絡は、正規のものかどうかをGoogleの画面から確認してください。

登録情報の誤りを直す流れはGoogleマップの会社情報の修正方法に整理しています。棚卸しの途中で表記ゆれに気づいたときの参考になります。

営業電話にご注意ください

「本人確認が厳しくなるので代行します」といった営業が増える可能性があります。慌てて契約せず、MEOの営業電話への対応を参考に、内容を落ち着いて確認してください。

セクションのまとめ

本人確認の詳細は未発表です。今やるべきことは、登記簿・営業許可・代表者の身分証・オーナー権限の4点を確認し、退職者や制作会社に権限が残っていないかを調べることです。

4. 新しい管理画面・レポート・パネルの変更:今は「見る」だけで十分

同じ週の報告には、管理画面や分析機能の変化も含まれています。いずれも日常業務に大きな影響はありません。ただ、担当者が画面を見て戸惑う場面は出てきます。

新しいGoogle Business Home(ホーム画面)

新しいホーム画面は、すでに展開されていると報告されています。表示が変わっても、できることが大きく変わるとは限りません。担当者には「ボタンの位置が変わっても慌てない。分からなければ社長に聞く前に、会社情報・投稿・口コミ・レポートのどこにあるかを探す」と伝えておくと安心です。

高度なパフォーマンスレポートと新レイアウト

高度なパフォーマンスレポートも、地域情報パネルの新しいレイアウトも、テスト段階の報告です。内容の詳細は分かっていません。出てきたら、次の3点だけ毎月メモしておけば十分です。

  • お店・会社の情報がGoogleで表示された回数
  • 電話・ルート検索・ウェブサイトのクリック数
  • 検索された言葉(社名で探されたか、業種で探されたか)

数値の読み方に自信がない場合は、MEOを自分でやる手順に沿って、月に1回だけ数字を記録する習慣から始めてください。

項目 現時点の見立て 社長の動き
新ホーム画面 展開中。見た目の変化が中心とみられる 担当者に共有するだけ
高度なレポート テスト段階。詳細は不明 出たら月1回、数字を記録
新レイアウト テスト段階。詳細は不明 自社の表示を月1回、スマホで確認

セクションのまとめ

画面の変更は、社長が自ら追う必要はありません。担当者が月1回、自社の表示と数字を見る習慣があれば足ります。

5. 口コミ削除申請の異議申し立てが遅れている:返信を先に

2026年10月下旬の報告では、口コミ(レビュー)の削除申請に対する異議申し立ての処理が、再び遅れているとされています。悪い口コミが付いたとき、削除を待つ戦略は時間がかかる前提で考える必要があります。

ここで社長に覚えていただきたい順番は、「返信が先、削除申請は後」です。削除されるかどうかは、会社の努力ではコントロールできません。一方、返信は会社がすぐにできます。

悪い口コミへの対応の順番

  1. 内容を読み、事実確認を社内で行う(所要時間は約15〜30分)
  2. お詫びと事実の説明を、短く丁寧に返信する
  3. Googleのルールに明らかに違反する内容(無関係な誹謗中傷など)だけ、削除を申請する
  4. 削除申請の結果を待つ間も、通常の運営と口コミ依頼を止めない

返信の文面づくりは、悪い口コミへの返信の書き方に例文があります。また、悪い口コミが1件あっても全体の印象を保つには、良い口コミの積み重ねが有効です。口コミを増やす方法もあわせてご覧ください。

やること 自社で行う 専門家に相談
返信文の作成 担当者+社長の確認 言い回しに迷うときだけ
削除申請 ルール違反が明らかな場合 法的な問題が疑われる場合は弁護士へ
口コミのお願い 店頭・請求書へのQRコード設置 仕組みづくりを外注する場合

やってはいけないこと

口コミを買う、従業員や知人に書かせる、返信で相手を責める、といった対応は避けてください。信用を落とし、Googleのルール違反になる可能性があります。

セクションのまとめ

削除の申請結果は待つしかありません。待つ間に、返信と新しい口コミの積み上げで評判を守る流れにしておくと、遅れの影響を受けにくくなります。

6. AI Overviewsの引用カード:ページの冒頭に結論・社名・地域・料金目安を

副題として、AI Overviews(Google検索の上に出るAIの要約)に関する報告も触れます。引用カードに、引用元ページのタイトルや抜粋ではなく、AIが作った要約文を表示するテストが行われているとのことです。

テスト段階であり、日本での提供時期は未発表です。ただ、もし要約文が表示される形になれば、利用者がクリックするかどうかの判断材料が変わる可能性があります。

これまでのカードテストされている形【ページのタイトル】ページ内の文章の抜粋がそのまま表示される→ 冒頭の文章が見られる→ 抜粋に会社名や地域名が 入っていると伝わりやすい【AIが作った要約文】ページの内容をAIが短くまとめて表示する→ ページ全体の分かりやすさ→ 冒頭に結論・社名・地域・ 料金目安があると正しく伝わる

会社のホームページでできる備え

AIが短くまとめるとき、ページの冒頭に結論が書かれているほど、内容が正確に伝わりやすいと考えられます。確かな保証はありませんが、読む人にとっても分かりやすくなるため、損はありません。

冒頭に入れる項目 書き方の例(架空の会社の場合)
結論 「当社は〇〇市で、住宅の外壁塗装を行う会社です」
会社名 正式名称を、ページ上部と本文の最初に書く
地域名 対応エリアを市区町村まで具体的に書く
料金の目安 「30坪の戸建ての場合は〇〇万円〜〇〇万円程度」のように幅で書く
連絡先と営業時間 電話番号・受付時間を、冒頭か目立つ位置に

社名で検索されたときにAIの要約がどう表示されるかは、社名検索とAIオーバービューで詳しく解説しています。あわせてご確認ください。

対応エリアや強みを、ホームページとGBPの両方で同じ表現にそろえることも大切です。ばらばらな表記は、AIにも利用者にも混乱のもとになります。全体像はローカルSEO(地域での表示対策)の解説が参考になります。

セクションのまとめ

引用カードの変化は、ページ冒頭の文章を整えることで備えられます。新しい仕組みを追うよりも、「何の会社が、どこで、いくらくらいで」を最初の数行で言い切る形が基本です。

7. 補足:順位変動の話題とコアアップデート

同じまとめでは、2026年10月20〜21日に、検索順位の変動を話題にする声が増えたとも報告されています。ただし、Googleによる公式なコアアップデート(検索の仕組みの大きな更新)の発表は、まだありません。

順位が少し動いたとしても、今の時点で何かの対策を急ぐ必要はありません。1〜2週間様子を見て、問い合わせ数が大きく減っていないかを確認する程度で十分です。

状況 社長の判断
順位が数位動いたが、問い合わせ数は同じ 様子を見る
問い合わせが2週間以上、明らかに減った 担当者や制作会社に原因の調査を依頼する
公式のアップデート発表が出た 内容を確認し、影響の有無を数字で見る

8. 判断表:今やる/後でよい/やってはいけない

ここまでの内容を、社長の判断としてまとめます。迷ったときは、この表に戻ってください。

区分 項目 理由
今やる Google投稿を月2回から始める 費用がかからず、続けやすい。表示位置の変更の報告もある
今やる オーナー権限と会社書類の棚卸し 本人確認の詳細が未発表でも、事前整理は無駄にならない
今やる 悪い口コミには返信を先に出す 削除申請の遅れに左右されない
今やる ホームページ冒頭に結論・社名・地域・料金目安を書く AIの要約でも伝わりやすくなる
後でよい 高度なレポートの本格的な分析 テスト段階で、仕様も不明
後でよい 新レイアウトに合わせた写真の入れ替え 詳細が出てから判断
やってはいけない テスト段階の機能を理由にした高額契約 日本での提供時期が未発表
やってはいけない 身分証のコピーを業者に気軽に渡す 保管場所と相手を確認してから
やってはいけない 口コミの購入や、やらせ投稿 ルール違反になる可能性がある

9. 自社でやる/任せるの分け方

すべてを社内で抱える必要も、すべてを外注する必要もありません。会社の規模と担当者の余力に応じて分けてください。

作業 自社でやる 任せる 月の費用の目安
Google投稿の作成 写真と一文を社内で用意 文章づくりを外注 0円〜2万円ほど
オーナー権限・書類の棚卸し 社長と総務で実施 専門家への確認は必要時のみ 原則0円
口コミへの返信 担当者が下書き、社長が確認 返信の代行は慎重に検討 0円〜1万円ほど
ホームページ冒頭の修正 文言は社内で決める 修正作業を制作会社へ 1回あたり数千円〜数万円ほど
数字の記録 担当者が月1回 レポート作成の外注 0円〜数万円ほど

上記の費用は一般的な幅の目安です。実際は、依頼先の料金体系や、作業量により異なります。見積もりを取るときは、何をどこまで含むのかを書面で確認してください。

10. 最初の30日の進め方

最初の30日の進め方(社内の作業時間の目安)1週目棚卸し約1〜2時間2週目情報の見直し約1〜2時間3週目投稿を1本出す約30〜60分4週目冒頭文を直す約1〜2時間

忙しい社長が、担当者に渡すための4週間の計画です。社内の作業時間は、合計で週に1〜2時間ほどを見込んでください。

週 やること 担当 時間の目安
1週目 オーナー権限と書類の棚卸し 総務または担当者 約1〜2時間
2週目 会社情報(住所・営業時間・電話)の見直し 担当者 約1〜2時間
3週目 最初のGoogle投稿を1本出す 担当者+社長が確認 約30〜60分
4週目 ホームページ冒頭の文章を見直す 担当者+制作会社 約1〜2時間

架空の事例:従業員30名の工務店の場合

※以下は、仕組みを分かりやすくするための架空の例です。実在する会社の実績ではありません。

地方都市にある従業員30名の工務店(架空)を想定します。GBPは数年前に制作会社が作成し、オーナーのメールアドレスは制作会社のものでした。社長は「触ったことがない」という状態です。

  • 1週目:制作会社に連絡し、社長のGoogleアカウントをオーナーに追加してもらう
  • 2週目:営業時間と対応エリアを最新にし、ホームページの表記と合わせる
  • 3週目:施工現場の写真を1枚載せて、最初の投稿を出す
  • 4週目:トップページの冒頭に、会社名・対応市町村・工事費の目安を足す

この例では、4週間で社内の作業が合計5〜8時間ほどです。大きな費用はかからず、権限の整理という最も大事な土台が先に整います。

11. 担当者に渡すチェックリスト

以下は、社長から担当者へそのまま渡せる確認表です。完了したら記録を残してください。

  • □ GBPのオーナー・管理者の一覧を作った(名前・役割・メールアドレス)
  • □ 退職者や、契約の終わった会社の権限が残っていないか確認した
  • □ 登記簿の会社名・住所とGBPの表記が一致している
  • □ 営業許可が必要な業種は、許可証の有効期限を一覧にした
  • □ Google投稿のネタ表をもとに、今月の投稿予定を2件決めた
  • □ 悪い口コミがあれば、返信案を作って社長に見せた
  • □ ホームページ冒頭に、結論・会社名・地域名・料金目安がある
  • □ 月1回、自社の表示をスマホで確認し、メモした

12. やってはいけない5つ(NOT TO DO)

やってはいけないこと 理由
テスト段階の機能を理由に、高額の契約をする 日本での提供時期や内容が未発表のため
本人確認の書類を、よく知らない業者へ渡す 情報の漏えいや悪用の危険がある
GBPのオーナー権限を、制作会社や退職者のままにする いざというとき会社が管理できなくなる
悪い口コミへの返信を、削除を待ってから行う 削除の処理が遅れている可能性があるため
毎日投稿などの無理な計画を立てる 続かずに止まるほうが、印象を下げやすい

13. AIを使った半自動化のコツ

投稿文や返信文の下書きには、AIの文章作成ツールが役立ちます。ただし、最終確認は必ず人が行ってください。

  • 投稿文:写真の説明を渡して、100〜150字の文章案を3つ作ってもらう
  • 返信文:口コミの内容と事実確認のメモを渡し、丁寧な下書きを作ってもらう
  • ホームページ冒頭:現在の文章を渡し、結論・社名・地域・料金目安を先頭に出した案を作ってもらう

お客様の個人情報や、社内の機密は、AIツールに入力しないでください。料金や営業日などの数字は、AIが間違えることがあります。公開前に、必ず担当者が自分の目で確認してください。

14. よくある質問

Q. GBPの本人確認は、日本でもすぐ必要になりますか?

A. 現時点では、政府発行の身分証明書による認証は、テストされていると報告されている段階です。日本での提供時期は発表されていません。すぐに必要になるとは言えませんが、オーナー権限や書類の整理は今から進めておくと安心です。

Q. Google投稿は、毎月どのくらい出せばよいですか?

A. 月2〜4回が目安です。担当者の負担が小さく、続けやすい回数だからです。まず月2回から始め、慣れてから増やしてください。止めずに続けることが最も大切です。

Q. 悪い口コミは、削除申請をすればすぐ消えますか?

A. 消えるとは限りません。2026年10月下旬には、削除申請に対する異議申し立ての処理が再び遅れているとの報告もあります。まず丁寧な返信を出し、削除申請はルール違反が明らかな場合に限って行うとよいでしょう。

Q. AI Overviewsの引用カードの変化に、今から備えられますか?

A. 備えられます。テスト段階で詳細は不明ですが、ホームページの冒頭に結論・会社名・地域名・料金目安を書いておくと、AIの要約にも利用者にも伝わりやすくなると考えられます。

Q. 自社で全部やるのと、外注するのと、どちらがよいですか?

A. 投稿・棚卸し・返信は社内で始められる作業です。文章が苦手な場合や、担当者がいない場合は、投稿の文章づくりだけ外注する方法があります。費用は依頼先により変わるため、見積もりで確認してください。

15. まとめ:落ち着いて、土台だけ整える

2026年10月下旬のGBPとAI Overviewsの動きは、ほとんどが米国などでのテストの報告です。日本での提供時期は未発表のため、焦って高額な対策に走る必要はありません。

  • Google投稿は、月2〜4回の運用を始める
  • 本人確認に備え、登記簿・営業許可・代表者の身分証・オーナー権限を棚卸しする
  • 悪い口コミは、返信を先に出し、削除申請は時間がかかる前提にする
  • ホームページ冒頭に、結論・会社名・地域名・料金目安を書く
  • 順位変動の話題は、問い合わせ数を見ながら様子を見る

今回の情報は、Search Engine Roundtableの週次まとめ(2026年10月23日付)で報告された内容にもとづいています。仕様や提供時期は、今後変わる可能性があります。最新の状況はGoogle公式の案内でもご確認ください。

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